原因・状況
保温材とキャンパスが巻かれた配管から水漏れが起きていて、保温材とキャンパスを取り除いてみると、給湯銅管でピンホールによる水漏れが起きていました。ピンホールは緑青による保護皮膜破壊が原因でした。
作業・施工内容
銅管は緑青が保護皮膜を破壊すると穴が空いて水が噴き出し、ピンホールという症状になります。ピンホール部だけを修理しても、今はまだ漏れていないが緑青が発生している所を放置した場合、近々新たなピンホールが発生するリスクがあった為、今回はピンホールが起きていた部分だけでなく、その周辺の緑青が発生している所まで銅管を切り、新しい銅管を設置するという切り回し作業を実施し、保温材とキャンパスも新しくしました。
ポイント(予防策・注意点)
今回は保温材やキャンパスに穴が空いている所があり、そこから雨水が浸食し緑青を発生させたと考えられ、穴が空いていた原因はカラスなどの鳥や野良猫などの影響と思われます。給湯管は家の横や裏に設置されていることが多く、普段目にする機会は少ないと思います。保温剤やキャンパスに穴が空いても早めに気付いていれば早期補修ができ、緑青が発生しなかったかもしれません。なので、定期的に配管をチェックすることが大切です。
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