サイト内検索
トイレ詰まりのほとんどは突然起こります。そしてその原因の多くは紙詰まりや排泄物によるものでしょう。そこで皆さんがつまりを解消する方法で思いつくのは「スッポン」と呼ばれるラバーカップですよね。
もしご自宅にラバーカップを常備していなくても、昼間であれば、ホームセンターなど売っていそうなところに買いに行けます。
しかし、夜中にトイレの詰まりが起きた場合は、朝まで待てず、ラバーカップがどこに売ってるのか悩むことにもなりかねません。
そこで、本記事ではラバーカップ・スッポンを買える場所のご紹介をします。次に、購入時にチェックが必須のトイレのタイプ別にラバーカップの種類と使い方について解説します。ラバーカップをどこに買いに行けばいいのかお悩みの際に、お役立てください。
目次
まずは、一般的にラバーカップを売ってる場所をピックアップしてみましょう。
すべての店舗で必ず取り扱っているわけではありませんので、もし売っていなかったら困るという場合は、事前に問い合わせて確認してから買いに行くことをおすすめします。
インターネットでの購入は、注文時間によっては翌日届く地域もあります。
どうしても買いものに出られないが、トイレをどこかで借りられる場合などは、ネット注文するという方法もあります。また、トイレの排水口の形が特殊で、売ってる場所がわからない場合もネットショップで購入するのが便利です。
地域によっては翌日配達もあるネットショップをいくつかピックアップしました。
注文時には、必ず配達予定時間を確認し、なんらかのトラブルで到着しない可能性があるのは認識しておきましょう。
地域のスーパーマーケットがネットスーパーもしている場合は、時間によっては当日配達してもらえる可能性があります。
ただし、洗面台やキッチン用の小ぶりなものはあるが、トイレ用は扱っていないケースもあるでしょう。
トイレ用のラバーカップが取り扱われているかは、サイトを確認しないとわかりません。
会員登録をしてサイトを確認するより、店舗に行く方が早いので、これも外出できない時の非常手段といえます。
夜間にトイレが詰まるのはかなり焦る事態です。
朝になれば家族みんながトイレを使うので、緊急につまり取りをする必要があります。
深夜でもラバーカップを「売ってる可能性が高い場所」をご紹介します。
トイレが夜遅くや早朝に詰まってしまった時、ラバーカップがある可能性が高いのは、ディスカウントショップのドン・キホーテです。
地域により営業時間は異なりますが、0時~2時、3時まで開いている店や、24時間営業の店もあります。
遠方の店まで行く場合は、営業時間の確認と在庫があるかの問い合わせをした方が確実でしょう。
深夜営業をしているスーパーマーケットにもラバーカップが置いてある可能性があります。
深夜は食品売り場が中心ですが、洗剤や掃除アイテムなどの日用品が売り場の中に含まれていれば探してみましょう。
都市部であれば24時間営業のスーパーマーケットもあります。
郊外や田舎でも、22時や23時までの営業をしている店舗が増えています。
夜間や早朝の場合は、コンビニを思い浮かべる方もあるでしょう。
しかし、コンビニには、ごくまれにしかラバーカップはありません。
もしかしたらと諦められない場合は、ダメもとで行ってみるか、問い合わせてから出かけましょう。
便器の排水口の形状に応じて、適応するラバーカップの形が異なります。
お椀を伏せたような形に棒がついています。
ラバーカップやスッポンと聞くとこの形を思い浮かべる方が多いでしょう。
一般家庭で和式のトイレは少なくなってきましたが、お椀形が販売されているのは、キッチンや、洗面台などの詰まりはこのお椀を伏せた形のラバーカップを使うためです。
100均で販売されているものは、キッチンや洗面台用と考えられます。
洋式トイレには、お椀の中に出っ張りがあるタイプのラバーカップを使います。
お椀の縁がトイレの排水口の細くなる部分にふさぐようにかぶせて、でっぱりの先が排水口の奥により近い位置で吸引力を発揮します。
押したときに排水溝にカップが密着するのがポイントです。
※lixil サティス Gタイプの排水口の形状
節水トイレはメーカーや機種により便器の排水口周りの形が異なります。
水がたまる部分の形状が穴の前後で異なっている便器や、形状が円ではなく多角形など複雑な形をしています。
そのため、洋式用のラバーカップでは隙間ができて密着しないケースがあります。その時は、節水トイレ用のラバーカップを購入する必要があるのです。
節水トイレ用のラバーカップには、お椀につばが付いた野球帽のような形のものや、ぺらっとした円形、板状など の形があります。
排水溝の形状によって合うものが異なりますので、事前に自宅のトイレに合う形状を確認して購入しましょう。
どのような形のラバーカップを購入すればいいかわからない場合は、メーカーにトイレの型番を連絡してラバーカップの形状を相談するのが間違いのない購入方法です。
【注意!】節水トイレ用のラバーカップは、夜間などの緊急で購入する場合に見つけるのが難しい場合が多いでしょう。もし、自宅のトイレが節水トイレであれば、排水口の形状に合うラバーカップを常備しておきましょう。
ここでは、洋式トイレのラバーカップの使い方をご紹介します。節水トイレ型でも準備や基本は同じです。
上記2点がポイントです。
ラバーカップと似た使い方をするつまり取りの道具に、真空パイプクリーナーがあります。
加圧式のためラバーカップより少ない力で強力なパワーを発揮しますので、女性や高齢者でも簡単に扱えるのがメリットです。
真空パイプクリーナーも従来はお椀型のカップが主流でしたが、最近は排水口の水が溜まっている部分の底の方に入れ、空気を送って詰まりを取るタイプの真空パイプクリーナーもあります。
使用方法をよく確認して使いましょう。
※ラバーカップや真空パイプクリーナーを使う上で注意したいのが、紙詰まりや排泄物以外の詰まりの場合は使用しない方が良いでしょう。
特にトイレに異物を流してしまった場合は、便器内で引っかかっていた異物が排水管の方に流れていってしまい取り出すのに大掛かりな工事が必要になってしまう事もあります。
ラバーカップが準備できない時に試したいつまり取りの方法を2つご紹介します。
詰まったものがトイレットペーパーの場合に有効な方法です。
トイレットペーパーは水につかっていると繊維がほぐれてバラバラになります。
これがトイレットペーパーの水に溶けるといわれる現象です。そして、お湯の方が水よりも早くほぐれます。排泄物などもお湯の方が早くほぐれます。
お湯を使って、詰まったトイレットペーパーを早くほぐして詰まりを取る方法です。
【注意】
トイレは陶器製です。熱湯をかけると温度差で、便器が割れたりひびが入ったりする可能性があります。お湯を使う場合は、熱くても50℃程度のお湯を使いましょう。
重曹と酢もトイレットペーパーが詰まったときの対処法方です。
酢を使うため尿石も溶かすのではと思ってしまいますが、アルカリ性の重曹と酸性の酢で中和されてしまいますので、尿石への効果は期待できません。
【注意】
お湯を使ったつまり取りと同様に、50℃程度のお湯を使いましょう。
重曹の酢が合わさると化学反応が起きて泡が発生します。この時に匂いも発生しますので、しっかりと換気をして作業するようにしましょう。
ラバーカップを準備できず、詰まりが解消しない場合は専門の業者に、トイレのつまり除去の依頼することをおすすめします。
24時間対応している業者がありますので、深夜でもさがして依頼できます。
ただし、深夜の場合は、深夜料金の加算や、遠方からの出張料金が加算される事があるため昼間より費用は高くなる可能性があります。
トイレ詰まりの原因によっては近隣の迷惑になってしまうような大きい音が出る作業が必要な場合もあり、呼んだけど日中に改めて来てもらう事もあるでしょう。
また、慌てて依頼したら悪徳業者だったというケースもあります。
そんな被害に遭わないためにも修理費用の見積もりをしっかり確認して、信頼できる水道業者に依頼するのが大切です。
キッチンや洗面台のつまり取りに使うラバーカップはお椀型です。
購入時は排水口を覆ってしまえるサイズのカップを選ぶ必要があります。
洗面台の排水口は小さいですが、キッチンで使う場合はゴミ受けがあるため大きさを測ってから買いに行きましょう。
トイレの詰まりより緊急度は低いため、慌てずに購入できますし、特殊な形状ではないので見つけやすいとも言えます。
キッチンや洗面台専用のラバーカップには、小ぶりでカラフルなデザインのラバーカップもあります。一つ常備しておくといいでしょう。
ラバーカップを使用した後は、水で洗い陰干しで十分に乾かしてから、ケースやビニールに包んで収納します。
洗わずに収納するとにおいやカビの原因になるため、洗浄と乾燥をしっかり行いましょう。
使用後でも汚れていないように見えるラバーカップですが、表面に菌が多く付着している状態です。
洗剤や漂白剤で洗うとゴムを痛めますので、丁寧に水洗いしましょう。
直射日光に当たるとゴムが劣化します。風とおしのいい日陰で乾かしてから収納しましょう。
ケースがある場合はケースに入れて、トイレ内の邪魔にならないところに置きます。
トイレが狭い場合は、ビニールなどで包んで、物置や日の当たらないベランダで保管しましょう。
トイレつまりを取るラバーカップが売っている場所や使い方をご紹介しました。
ラバーカップは、頻繁に使うものではないけれど、いざという時にないと困る代表的なものかもしれません。
できれば一つ常備しておきたいものですが、もし売っている場所で悩んだら本記事を参考にして探してみてください。
その時は、トイレのタイプ、排水溝の形状をチェックして我が家のトイレにあったものを購入しましょう。
また原因が紙詰まりや排泄物などでない場合は、ラバーカップを無理に使用すると状況を悪化させてしまう事もあるので注意が必要です。
ラバーカップが購入できない、ラバーカップでつまりが取れない、トイレに物を落としてしまった、排水管が詰まって家中が詰まってる等でお困りの時は、住まいる水道にご依頼ください。
トイレの状況を確認し、事前のお見積りによる明確な料金体系と経験豊富なプロがトイレのトラブルを解決いたします!