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 水道業者悪質一覧を大公開!騙されない選び方とトラブル事例

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水道業者悪質一覧を大公開!騙されない選び方とトラブル事例

ある日突然起こる水漏れや詰まりによる水道トラブルは、自分で直せるケースと直せないトラブルがありますね。
そんな時に頼りになるのが水道業者ですが、昨今のニュースなどでも取り上げられてる悪質水道業者は一定数、存在しているのが事実です。
同じ水道修理業を行なってる者としては非常に残念な事ですが、本記事では皆さんが悪質水道業者に騙されないようにするために、どんな部分に気を付けたら良いのか?悪質水道業者の特徴や実際にあった事例、回避する為のポイントや工事を契約してしまった時の対処法などを見て行きましょう。

悪質水道業者ってどんな業者なの?

皆さんは「悪質水道業者」というものをなんとなくイメージできると思いますが、具体的に言うと高額な請求をする水道業者のことを言います。
修理代金を高額にする為に「やっていない作業費を請求する」「必要のない作業を付け加えて行ない請求する」ということがあります。

また悪質業者と一括りに言っても、悪質業者には大きく分けると2つのタイプがあります。
1つ目は「がさつで横暴な接客をするタイプ」、もう一つは「対応は丁寧で狡猾なタイプ」です。

がさつで横暴なタイプはイメージしやすいと思いますが、厄介なのが丁寧で狡猾なタイプです。
狡猾なタイプとは、「一見丁寧で親切で優しい感じなのに実は悪質業者」というタイプです。
見分けるのが難しい様に思えますが、見分けることのできるポイントがいくつかありますので、次項の悪質水道業者の特徴の所で併せて解説して行きます。

悪質水道業者の10の特徴

これから紹介する10個の特徴に当てはまると、悪質水道業者の可能性があるでしょう。
そして全てに当てはまるのが悪質水道業者ということではなく、当てはまる要素が多い場合に悪質水道業者の可能性があるという事なのでご注意ください。

数百円という極端に安い作業料金の広告

水道の修理には、作業員の人件費、車のガソリン代、技術料や部品代、時には近隣のパーキング代などがかかります。
地域によっても違いますが、東京都ではアルバイト時給の最低賃金が1,000円を超えている時代で、この時代に〇百円という修理代が本当にあるのでしょうか?
それを例えば300円という料金で本当にやっていたら毎回赤字なってしまうでしょう。
悪質な業者であれば「多くのお宅の修理は300円で直る症状ですが、お客様の家の水道トラブルは特別重度で〇万円かかってしまいます」というようなことを、どこのお宅でも言っている可能性があります。
極端に安い料金広告の業者は注意した方が良いでしょう。

口頭で言うだけで見積書を作らない

見積書は作業内容や料金を確認する上で必要不可欠な物です。
口頭で概算の見積もりを言い、見積書を作らないで作業を進めてしまうと後からいくらでも悪質業者の都合の良い様に変更されてしまう可能性があります。

中には、「この業界は見積書が不要」などという嘘を吹聴する者や見積書をお願いしても「分解して見ないとわからない、やってみないとわからない、見積もりを出せない」などと言い、見積書を書かずに着工する悪質水道業者もいると聞きます。
※しかし、漏水状況によっては水漏れしてる箇所を特定するのに分解や壁の開口等の何かしら作業をしないと分からないケースもあります。その場合はその調査作業にいくらかかるのかしっかり確認しましょう!

悪質水道業者が見積書を作らない理由は、後から追加作業が必要になった等の理由で料金を変えやすくする為でしょう。
事前に見積書を作ってくれないようであれば、一旦帰ってもらうようにしましょう。

一般的な水道業者であれば作業途中で不測の事態が起こったらその都度お客様と協議して進行します!

了承を得ず勝手に作業を始める

見に来てくれたと思ったら勝手に作業を始める悪質水道業者もいます。

当たり前のことですが、本来なら作業員が伺って水道トラブルの状況を確認し、見積り金額や作業内容の説明に納得し、契約書にサインをして初めて作業開始となります。

例えば台所蛇口の水漏れで依頼した場合、業者が蛇口の確認をしていると、「これは大変だ」「すぐに直さないと危ない」「緊急事態だ」などと大げさに言い、依頼者の返答を待たない言い方で「すぐに修理しないと危ないのでやっちゃいますね」と持ってきた工具で作業し始める…と言った感じです。

作業後にあれこれと理由を付けて、高額を請求されるケースが多くありますので気を付けましょう。

挨拶しない、名乗らないで家に上がろうとする

悪質水道業者は自分が悪質な業者だということを認識しています。
なので、自分の名前を名乗らない、名刺などを提示しない(元々無い)事が多いでしょう。

何故かと言うと悪質水道業者の場合、後日クレームを入れたとしても、〇〇は既に退社したので対応出来ないなどと言って、対応を拒否することがあるかもしれません。
通常の場合、この様な理由で拒否することなどは会社として考えられませんが、それを平然とするのが悪質水道業者なのです。

身だしなみがだらしない

靴のかかとを踏んでいる、不要なアクセサリーなどを沢山身に着けている、水道修理に適した格好をしていないなど、水道修理業者として相応しくない身だしなみの作業員は悪質水道業者の可能性があります。
威圧的で横暴なタイプによく見られます。

威圧的、強引、態度が豹変する

悪質な水道業者のほぼ全てが当てはまると言っても良い内容が「威圧的、強引、態度が豹変する」という部分です。
「威圧的」や「態度が豹変する」は料金や返答を渋ると不機嫌になり、威圧をしたり態度が悪くなったりして拒否し難くくしてきます。

「強引」はお客様の言うことにあまり耳を傾けず、どんどん進めて行ってしまう、「絶対」や「必ず」など断定的な言葉を沢山使って強引に進めて行きます。

質問しても的を射た答えをせず説明が分かり難い

例えばトイレの詰まりだった場合、詰りは便器内じゃなくて排水管で詰まっている→排水管で詰まっている原因は排水管が壊れているから→排水管の交換工事が必要とちょっと見ただけでは分からない事を言ってくる場合があります。

作業内容や気になる部分を質問しても、都合の悪い質問や自分のストーリーに合わない質問ははぐらかしたり、早口で専門用語を多用したりして煙に巻くような返答をする事も。

頼んでないのに依頼と関係ない所を見始める

蛇口の水漏れを依頼したのに屋外のマスの状況を見る、トイレのタンク内を見るというように、依頼した場所と違う場所を見る業者は注意が必要でしょう。

もし依頼してる箇所以外を見るのが修理前なら注意が必要かもしれません。
悪質水道業者は依頼があった箇所の修理が終わる前に他の場所を見る事が多いです。これは、より高額な金額を取れる作業箇所を見つける為です。また依頼者に無許可で見ることもあるようです(特に屋外にあるマス等)
一般的な水道業者はまずトラブルの起こってる水道の修理をします。修理が終わって、依頼者から希望があれば他の場所を点検するのが通常でしょう。

また狡猾なタイプの悪質業者の場合、依頼場所の修理がパッキン交換等の軽微な作業で終わる場合、無料で作業をしたり極端に安い金額で作業をしたりする事があります。
何故かと言うと、その後に他の場所の不具合を指摘して高額な金額を請求し易くする為です。依頼者にしてみても、無料やすごく安い金額で修理してくれたら、「この作業員は良い人、この水道業者は良い業者」と判断しますよね。依頼していない場所でもその良い人が指摘してくれるなら、やった方が良いのでは?と思ってしまうものです。

最初に無料や安い金額で作業し、後で高額な工事金額を請求するというのも悪質水道業者の常套手段なので、お気を付けください。

作業中に作業内容がどんどん変わっていく

例えば台所蛇口の水漏れで修理依頼をした場合、カートリッジの故障とのことで台所水栓を分解、するとカートリッジではなく蛇口本体の故障と言い、蛇口本体の交換を実施。蛇口を交換している最中に、水道管が腐っているから水道管を交換しないと蛇口交換が出来ない…というようにどんどん作業内容が変わり、エスカレートしていくのも悪質な水道業者で良くある手口です。

悪質水道業者の厄介なのが、以下のケースです。
例えば蛇口を分解した後、カートリッジの交換ではなく蛇口本体の交換が必要と言われた時に蛇口本体交換を断ると、「分解、取り付けの作業になるから〇万円」「作業のキャンセルになるからキャンセル料は数万円」というようなことを言ってくるでしょう。

おかしいと指摘しても、「ならこのまま帰ります」と蛇口をバラバラにされた状態で帰ろうとすらします。
実際に帰るケースもありますし、止む無くお金を払って元に戻してもらうというケース、直っていないのに数万円を支払うならこのまま直してもらうしかないといって、高額な料金を支払うケース等があります。

こうならないように、「見積りの金額で直らなかった場合は?」などを事前に確認することも必要です。

作業料金が高額である

当たり前のことですが、作業料金が高額であるということです。見積り金額が妥当なのか判断する為には、料金相場を知る必要がありますね。

悪質水道業者にかかってしまう方のほとんどは料金相場が分からず、相見積もりを取らずに1社で決めてしまっています。

料金相場を知る為に大事なのは、ネットで調べるのも一つですが、一番は最低2~3社から相見積もりを取るということです。

以上の10項目が悪質水道業者のポイントです。がさつで横暴なタイプは基本的に全て該当しますが、狡猾なタイプに関しては上手く対応してくることが多いので注意が必要です。

なぜ悪質水道業者はなくならないのか

悪質水道業者は業務停止命令を受ければ廃業することになります。
しかし、悪質水道業者は基本的に0になることはなく、残念なことに現在も存在しています。
それはなぜでしょうか?

その答えは「社名・屋号を変えて営業している」事が多いからです。
業務停止命令を出されても違う人を経営者にすれば、その他は同じ作業員でまた営業が出来てしまう場合があります。

悪質水道業者を回避する為に業務経験の長い実績のある水道業者を選択することも一つのポイントかもしれません。

悪質水道業者の被害事例一覧

実際にあった悪質水道業者による被害事例をご紹介します。

  修理を依頼した状況 トラブル内容 請求された金額
事例① トイレ修理で390円~のネット広告の業者 トイレ詰まり 550,000円
事例② ネット検索で「最安値490円」で出てきた業者 トイレや浴室の詰まり 400,000円
事例③ 「排水口 詰まり」をネット検索して出たきた業者の1つ 台所の詰まり 330,000円
事例④ ネットで「220円~、関東最安値」をみて連絡 トイレ詰まり 250,000円

今回紹介する事例を見てみるとネットで出てきた数百円から水道修理を行なってる業者に連絡して被害にあってる傾向があるようですね。

被害事例①トイレ修理で「390円から」のネット広告をみて依頼したら55万円の請求を受けた

40代女性宅。
夜に自宅のトイレが詰まり、インターネットで「料金390円から」と記載された業者に修理依頼の電話をした。
男性2人が到着し、高圧ポンプで10分程作業。
解消しなかったので「便器を外して排水管を確認する。3万円かかる」と言われ了承した。
外して見ると「汚れがひどく、通貫作業で20万円前後かかる」と言われた。
他の部屋の住民に迷惑をかけてはいけないと思い、了承した。
さらに「詰まり再発防止の為、薬剤と特殊な機械による清掃で15万円かかる」と言われ応じた。
全ての作業は30分程度で完了。
「現金で支払えば50万円に値引く」と言われ、少しでも安くなればという思いからATMで現金を引き出しその場で支払った。
よく考えてみるとあまりに高額で納得できない。

国民生活センターより引用:

【事例①ポイント】

夜にいきなりトイレが詰まって慌ててしまった感じが見受けられますね。
悪徳業者の回避で大切なことは「慌てない」「焦らない」ことです。慌てて決断した時、焦って決断した時は間違った決断になることが非常に多いです。
もし最初の作業でトイレ詰まりが改善せず、次々に高額な作業を提案された場合は修理の途中であっても帰ってもらう判断が必要でしょう。

被害事例②水道修理490円→現金で40万円迫る業者

神戸市内で20代女性宅。
トイレの水が溢れ、風呂の水も流れにくくなった。
ネット検索で「最安値490円」という業者に連絡すると、来た作業員が何も説明しないまま作業を始めた。
「代金は44万円だが40万円に値引きする。現金で支払うように」と約5時間に及ぶ工事が終わった後に迫られた。
女性は手持ちが10万円しかなく、友人に30万円を借りて支払った。

朝日新聞デジタルより引用:

【事例②ポイント】

排水の流れが悪いから見積りを…と思って頼んだら作業員が勝手に作業を始めて高額請求されたケースでしょう。
長時間に及ぶ悪質な支払い要求やこちらが了承、サインしていない作業の請求に関しては手元にないと伝え、現金で払わず振込などですると話して、帰った後に消費者センターに相談したりすると良いでしょう。

被害事例③台所の詰まりを直してもらうため、ネットで検索した。

「排水口 詰まり 加古川市」加古川市の50代男性は昨年6月、台所の詰まりを直してもらうため、ネットで検索した。
検索結果のトップに出てきた業者の電話番号をメモし、妻に連絡を頼んだ。
数日後に妻が電話すると、まもなく業者はやってきた。
男性は仕事で不在だった。
「床下の排水管にひび割れがあるので交換する」業者にそう言われ、工事前に示された金額は合計30万円。
「税込み33万円のところ、値引きした」とも説明された。
詰まりは高圧洗浄機で解消されていた。
家にいた長男が近くのATM(現金自動出入機)で現金を下ろして支払った。
男性は帰宅後、領収証を見てあぜんとした。
「ゼロが一つ多いんやないか」。
交換されたはずの排水管を見ると、粘土のようなもので固められていた。

朝日新聞デジタルより引用:

【事例③ポイント】

台所排水詰まりを直してもらうとして呼んだら、排水管工事も一緒に提案されたケースです。
しかも交換する必要と言われた排水管がそのままだったようで余計に悪質です。
急いでいたとしても高額な見積りの時は一旦落ち着いて他の業者も呼んで相見積りを取る必要があるでしょう。

被害事例④「220円~」のはずが「25万円」請求―。

「関東最安値」などとうたうトイレ修理の業者から法外な料金を請求されたという相談が各地の消費生活センターなどに寄せられている。
被害に遭った男性の母親によると、業者は「バカ」などと暴言も浴びせたという。
母親が毎日新聞の取材に実態を証言した。

毎日新聞より引用:

【事例④ポイント】

格安な修理料金の広告で安心させて実際は高圧的な態度で支払いを請求してくるケース。
既に廃業されてますが消費者安全法に基づき業者名が水の関東24(RS設備)と公表されました。

以上のように被害事例を見てきましたが、見て分かるようにインターネットで水道業者を探す際は何百円~のような広告を載せてる業者を呼ぶのは避けた方が良いかもしれません。
また悪質業者と知らず作業してもらい後から高額請求された場合は手持ちがないと言って現金で支払わないようにしましょう。
また最初は温厚な作業員の態度が急変して高圧的な対応をされる可能性もあるので不安な場合は、一人の時に呼ばずどなたか立会ってもらうと良いかもしれません。

悪質水道業者を回避して選ぶポイント

悪質水道業者を回避する為のポイントを見て行きましょう。
「依頼編」と「見積もり編」に分けてご紹介します。

依頼編

依頼編では水道業者を選ぶところから、訪問依頼の電話をするところまでを見て行きましょう。

    ●業者の選ぶ時のポイント

  • マグネット広告やネットの格安料金業者を選ばない
  • なるべく長年営業している業者を探す
  • 水道局指定工事店を探す

マグネット広告は冷蔵庫等に貼っておける為、いざ水のトラブルが起きた時に一番目につき連絡しやすいツールです。
もし呼ぶ場合は一度ネットなどで調べてみてから問合せてみると良いですね。
またインターネットで探す場合は、先述したように格安な修理料金を載せてる所は気をつけた方が良いでしょう。

そして探す時には必ずインターネットのホームページや口コミがあるようなら見るようにしましょう。
そして実績が多い業者や長年営業していて評判の良い業者を探すようにしましょう。

水道局指定工事店は水道局に認定された業者です。
頼もうとしてる水道業者がお住まいの地域の水道局指定工事店か確認しましょう。
水道局指定工事店でない業者だと修理できない範囲もあるので確認は必要でしょう。

以上のことを踏まえて、最低2~3社は探してみましょう。

    ●訪問依頼をする時のポイント

  • メールよりも出来るだけ電話で問合せをする
  • 見積もりまで無料かどうかを必ず確認する
  • 作業前に見積もりは紙面で欲しいことを伝える

メールでは確認出来る情報量が少なく、直接話していないのでどんな感じの業者なのかもわかりません。
聞きたい事を全てメールで行う場合、何回もやり取りが必要になり、時間も掛かってしまうでしょう。
緊急時の問い合わせは出来るだけ電話で行うようにしましょう。
質問に的確に答えてくれなかったり、明らかに対応が悪かったりする場合は、その時点で対象から外しましょう。

また出張費、見積もり料無料とうたっていても、ガソリン代、パーキング代、基本料などと理由を付けて、見積りで料金を請求してくる悪質水道業者もあります。
見積りまでにかかる費用が無いかは必ず確認して掛かるようなら一旦見送るのが良いでしょう。

見積もりを紙面で出すことは当たり前のことですが、この当たり前をしないのが悪質水道業者です。
電話段階で作業前に見積もりを紙面で必ずほしいと伝えておきましょう。
もし作業員が来て対応してもらえないようならその時点で断るのも1つの手でしょう。

見積もり編

見積もり編では水道業者が来て症状のチェックをするところから、見積もりを取るところまでを見て行きましょう。

    ●水道業者来訪から症状チェックまでのポイント

  • 業者名と氏名を名乗っているか、名刺を渡してくれるか
  • 身だしなみ、言葉遣いはちゃんとしているか
  • 症状チェックの様子をよく見て置おく

業者名、氏名を名乗るのはもちろんのこと、名刺を渡してくれるかもポイントになります。
名刺が欲しいと言った時に「たまたま切らしている」等の返答でくれない場合は注意した方が良いかもしれませんが、本当に切らしている場合もあります。

だらしない身だしなみ、だらしない言葉遣いは要注意です。初対面なのに、やたらフレンドリーに接してきてタメ口になるのも警戒した方が良いでしょう。
優良業者であればその辺りもちゃんとしています。

業者が症状チェックする様子をよく見て置くことは、悪質水道業者対策として重要なポイントです。

症状チェックを業者に任せて自分が別の場所にいた場合、悪質水道業者いろいろなことをする可能性があります。
例えば、勝手に作業を始めたり、症状がもっと酷くなるように細工をしたり、別の場所にトラブルの細工をしたり…と様々です。
このようなことも、見られていたら中々出来るものではありません。
良く見ておき、作業を始めそうな場合はストップをかけましょう。

    ●見積もりを取る時のポイント

  • 見積書をくれるかどうか
  • 見積もりの項目を一つ一つ丁寧に説明してくれるか
  • 見積書の金額が後から変更することは無いかを確認する

見積書をくれるかどうかも重要なポイントです。
見積書や契約書が無い状態で施工の依頼はしないようにしましょう。
金額が安くても同様です。
口約束で書面が無いと、いくらでも後で変更が出来てしまいます。

見積書は専門用語が多い為、分からない内容も多いと思います。
分からない部分は質問して確認するようにしましょう。
一つ一つ丁寧に説明してくれるのか、早口でまくし立てるように説明するのか等を見ておきましょう。
後者であれば、その時点でストップした方が良いです。

見積書の金額が後から変更することは無いかも確認しておきましょう。
紙面であっても変更できない訳ではありません。
安い見積りだからと安易に施工依頼すると、いろいろな理由を付けて変更されてしまうこともありますので注意が必要です。

見積書を提示してもらった時に、出来るだけ即断即決はしないようにしましょう。
2~3社相見積もりを取り、よく検討してから依頼先は決めるようにしましょう。

契約した業者が悪質水道業者と思ったら…

悪質水道業者は契約前に回避することが大切ですが、契約した後、作業をした後に「もしかしたら悪質水道業者ではないか…」と思うことがあるかもしれません。
そのような時にできる対処方法を見て行きましょう。

大きく分けると2つの方法があります。

  1. 消費者生活センターに相談する
  2. クーリングオフ制度を利用する

では、それぞれについて見て行きましょう。

消費者生活センターに相談する

消費者生活センターは地方自治体が設置する行政機関で、事業者に対する苦情や相談を受けてくれます。

直接、悪質水道業者に連絡しても、何かと理由を付けて対応してくれなかったり、もっと酷い場合は威圧してきたり暴言を吐かれたり、と何も解決せずにこちらが怖い思いをすることもあります。

消費者生活センターは相談すると、対処法を教えてくれたり、直接業者に連絡を取ってくれたりします。
水道業者と依頼者の間に入ってくれることもあります。

連絡は「消費者ホットライン」の「188」(全国共通)におかけください。
市区町村の消費者生活センターを案内してくれます。

番号は「イヤや!」で覚えると覚えやすいです。

クーリングオフ制度を利用する

クーリングオフ制度は主として消費者保護を目的とした法制度です。
特定商取引法に則っていない契約において、一定期間なら違約金を払うことなく、無条件に契約を解除できます。

基本的にクーリングオフの対象となるのは「悪質な契約」についてです。
水道業者との契約内容の場合、期間は書面受理日から8日間と定められていますので、その期間内に行動を起こす必要があります。

クーリングオフの対象になるかどうかが分からないケースもあると思います。
その場合は、警察庁生活安全相談センターや最寄りの警察署の生活相談係、または市区町村の消費者生活センターにご相談ください。

最後に

水道トラブルが起きた時に悪質水道者を呼んでしまう事は何としても避けたい事ですね。
今回紹介した悪質水道業者の特徴や回避するための選び方を参考に水道業者を選んでみてはいかがでしょうか。
そして万が一、悪質水道業者か分からないけど契約してしまった場合は他の水道業者に相談してみるか、早めに消費者生活センターに相談するようにしましょう。

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