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 水道漏れの原因は?つなぎ目のチェック確認と修理方法

水道漏れの原因は?つなぎ目のチェック確認と修理方法

突然起こると非常に困るのが家庭内での水道の水漏れ、水が使えなくなるのはもちろんですが他の部分にも被害が及ぶこともあります。
また水漏れの量によっては水道料金も上がってしまうので出来るだけ避けたいですね。
水道に異常が起こるには必ず原因があるのでまずはそれを知るのが肝心、さらに水漏れのチェックポイントやもしもの時の修理方法まで知っておくとより安心です。
また困った時に頼れる水道業者の適切な選び方などにも言及し、水道トラブルに関するあらゆるお役立ち情報を徹底検証しました。

水道で水が漏れる原因を徹底究明

水漏れ対策をするにあたって、まず家庭内の水道についての基礎知識を仕入れておきましょう。
一般家庭では以下のように水が供給されています。

  1. 外部(公共)の水道管から水道水が敷地内の給水管に入る
  2. 家庭内の給水管を通る、お湯は給湯器で温められ給湯管を通る
  3. 給水・給湯管は各水栓とつながっていて、レバーやハンドルを開くと吐水される
  4. 使用された水は生活排水として排水管を通り、外部にある排水桝を経て下水道に流れる
  5. 下水道から浄水場にたどり着き、処理され循環していく

また、一般家庭にある蛇口のことは水栓と呼ばれ、水を使う場所に設置されています。
水栓のある部分はいわゆる水回りと呼ばれ、主に次の6つを指します。

  • 台所
  • お風呂場
  • 洗面所
  • 洗濯機
  • トイレ
  • 庭やベランダ

このような場所で水道を使っていたら急に水が漏れてきた、思わずパニックになりそうな状況ですがそんな時こそ深呼吸してひとまず落ち着きましょう。
そして一番に、どこから水漏れしているかを正確に特定します。
家庭内の水漏れはほとんどの場合この水回りで起こり、それぞれ給水管、水栓、排水管が配置されています。
水が漏れるのはこの3か所のうちのどれかです。
次に給水管、水栓、排水管の各部分にフォーカスし、水が漏れる原因についてまとめました。

給水管つなぎ目からの水漏れ原因

給水管からの水漏れ原因

使用する前のきれいな水が外から入ってくる給水管の水漏れは、以下の要因が挙げられます。

  • 接合パーツの取り付け不良や摩耗
  • 素材の金属疲労や経年劣化
  • 地震や凍結などの自然現象

給水管のトラブルは場所によって発見し難く、また洗濯機やお風呂場など大量に水を使う場所で起こると被害が大きくなるのも特徴的です。
集合住宅に住んでいて下の階に部屋がある場合は十分注意しなければなりません。
下の階へ漏水してしまうと、下階に住んでいる方に迷惑をかけることになるので迅速な対応が求められます。
対応が遅れたり、対応をしなかったりすると、余計なトラブルにもなりかねませんのでお気を付けください。

排水パイプ

排水管からの水漏れ報告も少なくありませんが、以下の要因が多くを占めています。

  • 排水パイプが外れる、緩んでいる
  • パイプが古くなっていることによる破損、穴空き
  • 詰まりを起こしている

台所シンクの詰まりを自分で修理する方法

排水管を通る水は使用済みのため、衛生上のことを考えると最も水漏れを防ぎたい場所ですね。
しかし、排水管は台所シンク下や洗面台下にあるので、水漏れが起きても気付きにくい場所でもあります。
水漏れに気付いた時には被害が大きくなっていることもありますので、定期的に水漏れしてないかチェックをする必要があります。

お客様
お客様
まずどこから水が漏れ出しているかを明らかにすることが大切ね。
被害が拡大しないようにするにはいち早く対処すること。放置したままで水の流れが止まることはまずないと考えてください。
住まいる水道
住まいる水道

漏れを自分でチェックする方法

漏水を自分でチェックする方法を水道管、水栓別に紹介

水漏れが起こる前には、いずれの場所でも何らかの前触れが見られることが多いです。
どんな現象があるのかを予め知っておくと、トラブルの予防にもなります。
以下、家庭内の水道管と水栓に表れやすい実例を挙げていますので、対策のヒントとしましょう。

給水管の漏れチェック方法

以下のような現象が現れると給水管の水漏れが考えられるので、気になる点があれば確認してみましょう。

  • 水道料金が急激に上がった
  • 晴れている日でも地面がしめっている
  • 極端に気温が下がる日や大規模な災害がここ最近あった

給水管の水漏れで分かりやすいのは水道料金の変化です。水漏れがあるとその分使用量が増えてしまい家計にも影響がありますね。
また屋外の水道管が何らかの影響を受けている場合も見られます。

地面が湿っているのは地中に埋まっている水道管が漏水している、また冬季の凍結や災害による破損など、外的理由が多いのも給水管トラブルに特徴的です。

排水管の漏れ

水回りの掃除をする時は排水管も併せてきれいにすることがあるので、メンテナンスの一環として次の様な症状がないかも確認してみましょう。

  • 頻繁に詰まりを繰り返している
  • 下水道のにおいが上がってくる
  • 逆流が起こったことがある

排水管のトラブルの多くが詰まりによるものなので、管の内部に詰まり解消の処置を施すことで水漏れの予防にも期待が持てます。
ただし水場によって詰まる原因物質がそれぞれ違うので、場所や症状に合った方法を個々に取ることが求められます。
また、水栓と同様に排水管も耐用年数がありますので、長期間使っている場合は排水管自体の劣化で水漏れすることもあります。月に一度は台所シンク下、洗面台下をチェックするようにしましょう。

お客様
お客様
どれも簡単に確認できそうな項目だからこれならすぐに実行できそうだわ。
水道トラブルの多くは関連性を持っていて、ある程度共通した前兆があります。何らかの異常があると、水が漏れる警告とも受け取れますね。
住まいる水道
住まいる水道

自分でできるDIY水道漏れの修理の方法

漏水確認の際に必要な水道メーターの場所は事前に確認しておきましょう

水漏れの場所が分かったらいざ実践です。
なお作業の前後で元栓を以下の通りに動かすことは、全ての修理方法で共通しています。

  • 作業の前には元栓を止めて、作業中に水が出ないようにする
  • 作業が全て終わったら元栓を開け、蛇口から少しずつ流しながら直っているかをチェックする

また、元栓の場所は住宅によって主に以下のところにあります。

  • 戸建住宅の場合は屋外のメーターボックス内又はその近く
  • 集合住宅の場合はドア付近のパイプスペース内、又は1F地面のメーターボックス内

必要な工具、道具を準備できたら始めてみましょう。

給水湯管の自分で出来る水漏れ修理方法

給水給湯管 水漏れ 自分で修理 
給水管の水漏れ補修の基本は、まずナットの緩みがないかを確認した後、それでも続くようであれば、接続部分のパッキンを交換する流れです。
以下の工具を用意し、修理手順を参考に行いましょう。

    工具

  • モンキーレンチ※水道工事に向いている物が望ましい
  • マイナスドライバー
  • 軍手
  • タオル

※水道工事に向いているモンキーレンチは、柄が短くて間口の広い物です。

修理手順

  1. 元栓を閉めます(忘れると水が吹き出してしまいます)
  2. 接合ナットを確認し、大きく緩んでいたらモンキーレンチで締める(この時締めすぎないように注意すること)
  3. いったん元栓を開けて蛇口をひねり、水漏れが改善したかどうかを確認する
  4. ここまでの手順でも直っていない場合は、部品交換に移ります。

  5. 再び元栓を締め、水の流れを止める
  6. ナットを緩め外す
  7. パッキンを交換する
  8. 手順を戻して水栓と接合させた後、元栓を開けて異常がないか確認する。

排水管の自分で出来る漏れ修理方法

排水パイプやトラップを漏水チェックはしましょう

排水管の水漏れが起こったらまず確認したいのが、排水パイプやトラップ(S字やP字に曲がった中央の部分)が外れていないか、装着が適切であるかを確認しましょう。
もし外れていたら正確につけ直して様子を見ます。それでも改善していなければ接続部品に不具合がないかもチェックしましょう。
排水パイプで水漏れしやすいのはトラップとのつなぎ目が多く、この部分に水漏れ防止のパッキンが使われています。
一般的な、排水トラップパイプのパッキン交換は以下の要領で行いましょう。

    必要な工具

  • 水栓プライヤー
  • 軍手
  • バケツ(トラップ内の水を流す、作業中に残っていた排水が流れ出ることがあるので受けるため)
  • 新聞紙(汚れ防止の養生として)

※樹脂パイプの場合は工具を使用しません。

道具は事前に用意しましょう

    手順

  1. 作業部分の床に新聞紙を敷き、バケツを受け皿として下に置く
  2. 水漏れ箇所のナットを緩める
  3. トラップ部を外し、古いパッキンを取り出す
    ※外したトラップはバケツの中に入れておく
  4. 新しいものを装着したら手順を4.~2.に逆戻りしてトラップ部を接続する

また、排水管は詰まりを起こすと水漏れする場合があります。

そのため日常の水回り掃除の延長で、定期的な詰まり予防作業も行っておきましょう。

詰まり予防に市販の液体パイプクリーナーがよく使われていますが、その他にも以下に挙げる身近な道具を使うと手軽にできます。

排水トラップパイプ_つまりを直す方法

  • 重曹とお酢
  • 重曹パウダーにお酢をかけると発泡し、洗浄剤とよく似た働きをします。

  • ペットボトル
  • ペットボトルの底を切り取り、蓋の穴を親指でふさぎながら押し引きし、空気の圧力で詰まりを押し流します。

なお、ここに挙げた詰まりの予防方法は、緊急時の応急処置にも使えます。
ただし水に溶けないものを詰まらせてしまった場合は、詰まりをさらに奥へ押し込んでより悪化させる危険があるので、この方法は控えましょう。

お客様
お客様
掃除のついでに時々目でみて確認し、異常がないかを早めにキャッチしておくことが大切ね。
被害の程度が大きくなくて回数も少なければ、業者を呼ばなくてもDIY修理で一時的に抑えることができます。しかし状況によっては私たちの判断がいるときがありますので、次の項で説明しましょう。
住まいる水道
住まいる水道

水道修理業者を呼ぶベストなタイミングはいつ?

漏水を発見し水道修理業者を呼ぶのはいつがベスト?

水道の水漏れは意外に簡単な方法で、自分でも修理することが可能だと分かりました。
しかし時と場合によっては専門の技術が必要になります。

次に紹介するケースはできるだけ早く水道業者に連絡をし、適切に対処してもらうことが奨められます。
いずれの場合もDIY修理はあえて行わずにいましょう。

給水管の水漏れ修理で業者への連絡が必要な時

給水管の水漏れを直そうとする前に、以下のケースはなるべく早めに連絡しましょう。

  • 管の金属部分が経年劣化し腐食している場合
  • 災害や自然現象などによる水道トラブル

給水管は使用前の水道水が通り、時にはその水を口に含んだり肌に直接触れたりもします。
また災害などで管が破損している場合はむやみに手を付けず、手慣れた作業員によってしっかりと修理してもらう方が安全です。
ただし、業者に連絡をする前にすることがあります。それは「元栓を閉める」ことです。
業者に電話してから業者が来るまで、早くても30分~1時間位はかかります。混み具合によっては翌日じゃないと来れないということも良くあります。
業者に依頼するべきケースでは水漏れの量が多いので、30分でも漏れ続けたら大変ですし、水漏れしている時間が長ければ長い程、2次被害も大きくなります。
給水管の水漏れを発見したら、水道業者に依頼する場合もDIYで修理する場合も、まず元栓を閉めるようにしましょう。

排水管の水漏れ修理で業者への連絡が必要な時

排水管からの漏水が起こった場合、もしこのような原因の時は業者への作業依頼の必要性を検討しましょう。

  • パイプが古くなっている
  • 水に流れないものを詰まらせてしまった時

配管にも耐用年数があり、その平均もまた10年~15年程度、使用頻度とともに寿命も早まる傾向も同じです。
そして排水パイプに無理な除去作業をすると詰まるだけでなくパイプの素材を傷つけ破損につながる危険性もあります。
このような場合も、業者の専門的判断において正しい方法で対処してもらうのが安全です。
まとめると、「水漏れしている対象が古い時」、または「水漏れ症状が激しい時」には無理にDIYで修理せず、水道業者に依頼しましょう。
年月が経てば経つほど水漏れの修理は難しくなります。古い物をDIYで修理しようとした結果、状況がひどくなり、より高額な修理代が必要になってしまうということも良くありますのでご注意ください。

気になる修理料金と良い水道業者の選び方とは

気になる修理料金と良い水道業者の選び方とは

プロの作業員に修理してもらう必要性は理解したものの、多くの人が修理料金と良い会社の選び方について大いに関心を持っています。
そのためにはまず水道業者の料金相場を掴むことが大切、相場把握は業者選びにも関係が深いのでぜひ知っておきましょう。
使用してる設備の状態や設置状況によっても変わるので、基本的には何社か出張費や見積りが無料の業者に見てもらうのがおすすめです

良い水道業者を見つけるための選び方

最後に、優良な業者を見つけやすくするコツを紹介しましょう。
口コミで修理に満足した人の声で共通に見られた点をまとめています。

  1. 気になる会社を複数見つけ、自宅エリアが対応しているかを確認
  2. 電話でトラブルの内容を話し、概算の修理料金について確認する
  3. 可能であれば出張を依頼し、実際に見た上でより正確な金額の見積もりをもらう(見積もりのみであれば無料の会社も多い)
  4. 不明な場合は水道局の認定があるかを確認する(無認可の会社で修理すると依頼主にも罰則があるケースも存在する)
  5. 同じような見積もり依頼作業を最低でも2社以上は行う
  6. 一般的な料金相場とかけ離れていないかをチェックする
  7. 修理金額に大差がなくて迷った場合は、対応が良かったと感じた業者に依頼する

修理料金は安いに越したことはありませんが、相場よりもあまりに低価格の場合は他の名目で費用請求される事例がよくあるので、見積り内容には細心の注意を払いましょう。

お客様
お客様
自分でできる範囲外のことはおまかせした方が賢い選択かもしれないわね。
それはそうですね。他にも、自分で修理する時間や自信がない場合も、私たちの力をお役に立ててくださればと思います。無理は禁物、水道使用には安全性も重要です。
住まいる水道
住まいる水道

まとめ

水道から水漏れした時はいったん落ち着いて、発生場所を特定させることが肝心です。
予防方法としては水漏れの原因を知り、前兆となる現象が起こっていないかを早めに掴むことです。
またいざ起こってしまった場合でも自分で直す方法を知っていれば安心、専門の掃除道具がなくても身近なもので対処できれば、夜中や年末年始でも心配いりません。
しかしDIY修理をしてもトラブルが解決しなければ、その時は業者の技術が必要です。
水漏れ箇所が古い場合も無理にDIY修理をせず、業者に依頼しましょう。そのためには良い業者に出会うこと、料金の相場を知って見積もりを比べた中で最適な会社を選んで修理してもらいましょう。
水トラブルは予防と早めの処置、そして専門の技で仕上げて毎日安全に水を使いましょう。

よくあるご質問

Q

洗濯場の水道から水が漏れるのは、洗濯機に原因があるんですか?

A
洗濯場の蛇口から水が漏れる場合であれば、その原因が洗濯機にある事は少ないでしょう。蛇口付近からの水漏れであれば、原因は蛇口本体の劣化によるものか、取り付け部の給水管もしくは蛇口に取り付けられた給水ホースあたりが原因であると考えられます。もし給水栓や給水ホースあたりに水漏れが見られないのに、洗濯場の床が濡れていたり、洗濯防水パンが濡れている様な時には、洗濯機本体から水漏れしている疑いがありますね。
Q

漏水を見つけた時は修理するまで全ての水道を使わない方が良いの?

A
これについては必ずではありません。漏水の箇所、症状、原因によって異なります。実際、漏水箇所に止水栓がない場合は、元栓を締めて一時止水しなければならないので、全ての水道が使用できなくなってしまいます。しかし漏水箇所の止水栓を閉める事によって、漏水が一時的に止められるようであれば、他で水が漏れる事はありませんので、全ての水道を使わなくする必要はないのです。もし漏水を見つけた時は、まず漏水箇所と原因を確認してください。
Q

原因不明の水漏れの場合、自分で調べて修理したらダメですか?

A
水道の水が漏れている場合、調べて原因が分かるものであればご自身でも修理が可能な場合もあります。しかし、原因不明なままですと修理方法が決められないですし、そもそも給水か排水かの判断もつかないので、プロの水道業者でも原因不明のままでは作業できません。よって皆様がご自分で水道の修理を行なう場合は、必ず原因を解明し修理に必要な部品や工具が用意できるの確認し、手順などを理解した上で、ご自分で修理可能か判断して行なってください。また給水の修理の際は万が一に備えて必ず元栓または止水栓を締めて行ないましょう。
Q

トイレの漏水をチェックする時、最初にどこを見たらいいですか?

A
漏水をチェックする場合、まず水が漏れている場所の上、およびその周辺(近辺)を見る(目視)、触る(手に水が付くか濡れているか)事で確認します。もし目視や手で触った時に水漏れが確認できたら、一度その場所の水を布で拭き取り、再度漏水が起こるかを確認してください。トイレでの漏水の場合は、給水からか排水からか、タンク等にたまった水が漏れているのかを見極める事が大事です。
Q

水が漏れる原因は様々でしょうが特に多い漏水は何ですか?

A
水道の水が漏れる場合、その多くは蛇口からの水漏れです。蛇口の漏水で原因として多いのは、ハンドル式水栓ですとハンドル内部のパッキンの劣化によるものが多く、シングルレバー水栓の場合ですとカートリッジの劣化によるものが多いです。また蛇口の場合ハンドル水栓では、ハンドル上部のパッキンの劣化や、壁付水栓の場合ハンドル水栓シングルレバー水栓に共通して、スパウトパッキンの劣化による漏水も多く見られます。台付シングルレバー水栓では胴体パッキンの劣化により、蛇口本体からの漏水が見られる事もあります。
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