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水漏れは蛇口や部品と部品の接続部分以外にも、水道管の水漏れも起こすことがあります。
水道管は大きく分けると綺麗な水を運んでくる給水管と、利用した水を排出する排水管の2つがあります。
またそれぞれがトイレやお風呂といった水を使う場所に、複雑に張り巡らされています。
家の中に繋がっている部分もあれば、壁の中を通っている部分もあり、見えない部分の水漏れはなかなか気づきにくい場合もあります。
今回は水道管の水漏れについて、以下の疑問を持つ方に理解していただける内容になっています。
水道管の水漏れ箇所や原因、また修理方法以外にも業者の料金相場についてもまとめたので、参考にしてみましょう。
目次
水道管からの水漏れ。
一口で言っても場所や症状など様々です。
給水管からの水漏れ、排水管からの水漏れ、台所での水漏れ、浴室での水漏れ、洗面所での水漏れ、トイレでの水漏れ、また壁の中、床下、天井裏、それに屋内、屋外、家の中、外いたる所に水道管は張り巡らされています。
そして、家も年々老中かするととともに、水道管も少しづつ老朽化していきます。
すると、ある日、突然「ポタッ、ポタッ」と水の音が耳につくようになったり、使ってもいないのに蛇口廻りに水が溜まっていたり、夜になるとどこからともなく「シュー」という音が聞こえてきたりします。
またある日、水道局の検針の方からメーターが回っていますとか、水道料金が前回にくらべものすごく上っていますが、お家の中で水漏れしてませんか?などと突然きかれたりしてびっくり!
そんな大変なことになっているなんて・・・
老朽化していく水道管は日々劣化していくものと考えてください
そんな水道管の水漏れを少しでも早く見つけて少しでも症状の軽い状態で直してしまうことが大きな水漏れにつなげない様にする為の手段です。
今回は少しでも酷くなる前に水道管の水漏れを無くしてしまう為の方法をかんがえていきましょう。
そこでまずは水漏れの原因について、ご説明いたします。
先にお話しした様に水道管といっても、水を運んでくる給水管と使った水を流す排水管があります。
それぞれ役割も違えば、水漏れの原因も違ってきます。
給水管といっても、またそれぞれです。
道路の本管より配られ、各ご家庭の水回り(蛇口)まで水を送る給水管及び、給湯管と給水管、給湯管から送られた水やお湯を出す、給水栓に分けられます。
給水管や給湯管は、土中から床下、天井裏、壁の中を伝わって給水栓(蛇口)まで届きます。
直接壁に取り付けてある蛇口などでは万一水漏れが発生しても、皆さんが直すことは、なかなか難しいでしょう。
また、水漏れを発見する事もまた難しいといえます。
ただ、壁や床から蛇口を結ぶ給水管の水漏れは、容易に発見することは可能です。
では、そのいくつかを確認してみましょう。
台所や洗面所の収納を開きます。
中に3本~4本のパイプが立っています。
直径3cm程の太いパイプは排水管ですね。
それ以外の細いパイプ、床から立ち上っている物もあれば、壁から出て上に伸びている物もあります。
これが給水及び給湯管です。
蛇口が水しか出ないタイプであれば、排水管の他に細い給水管が1本だけ立ち上っています。
これらの給水管から水漏れが起こっていれば、床が漏れていたり、パイプ自体が漏れているはずです。
まずは、「見て」「さわって」水漏れを発見してください。
そしてその水漏れも必ずこの場所からとは限りません。
床や壁から出た給水管は、止水栓につながり、止水栓から蛇口までは接続管がつながります。
まずは、この中央の止水栓です。
止水栓はハンドル式のものとマイナスドライバーで締めるD式があります。
このハンドル部のパッキンが劣化することによって、止水栓からの水漏れがはじまります。
接続管は俗に給水フレキ管や給水なまし管と呼ばれるつなぎの管が使用されています。
これらの水道管は止水栓と蛇口をつないでいますが、つなぎは通常ナット止めです。
このナットに取り付けられているパッキンが劣化する事によって、水漏れが起こります。
比較的に少ない水漏れですが、壁の中や床下まで通された配管と止水栓をむすぶ給水管、主に鋼管(鉄管)と呼ばれるニップル管が使用されています。
最近は止水栓と一体型になった物が多くなりましたが、
この鉄製の管もサビ等により劣化し亀裂等がおこり水漏れするケースもあります。
以上のように台所や洗面所では、この様な水漏れを発見する事ができます。
ただし、台所では、この給水管、止水栓が収納内シンク壁の裏に隠れてる場合がありますので収納内の点検口フタを外して確認する事が必要な場合もあります。
浴室内では給水管から水漏れを見つける事はかなり難しいでしょう。
ただし、ユニットバスタイプのお風呂では可能な場合もあります。
お風呂の洗い場にあるカウンターの上に蛇口が置いてあるタイプの場合、お風呂を使用している時はなかなかわかりませんが、使用していない時でも、カウンターの下から排水口に向かって水が流れている時は、蛇口下の接続給水・給湯管から水漏れしている場合があります。
これについてはユニットバスでシャワー水栓つきの事です。
通常、お風呂の浴槽に置いてある蛇口の場合、その下に点検口がついているため、点検口を開くと蛇口下の給水管が見えるので、確認をする事は出来ます。
ただし、集合住宅の場合、点検口を開けると下はコンクリート、そこに水が流れれば、すぐに階下の部屋に漏水する事を覚えておいてください。
戸建ての場合はまだ良いでしょうが、集合住宅の場合は基本おすすめしません。
トイレ内での給水管漏れは基本、台所や洗面所の収納内と一緒です。
接続管が蛇口では無くトイレタンクにつながっているだけの違いです。
ハンドル部もしくはドライバー止水部内のパッキンの劣化による水漏れが起こります。
止水栓にはハンドル水栓と同様にコマパッキンも使用されていますが、
床に落ちる水漏れの場合コマパッキンは特に関係はありません。
こちらも台所、洗面所と同様に給水フレキ管もしくは給水なまし管を使用しています。
共にナット部のパッキンの劣化により水漏れが始まります。
鉄のニップル管の劣化によって水漏れを起こす場合があります。
ただし、地域、場所によっては井戸水を使用してる場合、
トイレ給水は井戸から引いているケースが多く、井戸の水の成分が鉄管の腐食を早め、漏水を引き起こす原因となる場合もあります。
トイレでは洗浄管と呼ばれる水道管も存在します。
ただし皆さんのお宅のトイレで必ず付いている物ではありません。
洗浄管とはトイレのタンクと便器を繋ぐ水道管です。
ただし水道管と言っても常に管内に、水があって水圧がかかっている訳ではなく、普段は排水管と同様に管内に水はなく、使用した時だけ管内を水が通ります。
でも排水管とは違い、流れるのは新しい水なのです。ではなぜどこのトイレでも必ず付いている管ではないのかというと、洋式トイレタンクには密結タイプ、平付タイプ、隅付タイプと、それぞれ違ったタイプのトイレタンクがあります。
現在一般的に多いのは、密結タイプのトイレです。
これは便器の上に直接トイレタンクが取り付けてあり、洗浄管は使用していません。
平付タイプはトイレ正面の隅の壁(左右の角)に取り付けられています。
その為便器とタンクが離れて設置されている為に、タンクからの水を便器に送り込む為に、洗浄管が必要となります。
昔は和式トイレで使用されていた、ハイタンク(頭上の壁に取り付けられたタンクに、取り付けられた長い鎖を引き、流すタイプ)にも同様に、上から下までの便器までに長い洗浄管が取り付けられていました。
またタンク洗浄のトイレではなく、フラッシュバルブ洗浄のトイレで、フラッシュバルブ本体から便器に水を送る水道管も、洗浄管です。
近年集合住宅で多く使用されている、浴室と洗面台、トイレが一体になっている3点ユニットバスでも、洗浄管を使用した平付タイプの洋式トイレが、多く設置されています。
この洗浄管でもトイレの水を流すと、管自体や接続しているナットの部分から、水漏れが発生する事も多くあります。
屋外の給水管は、そのほとんどが土中に埋まっていますので、直接水漏れを目視する事は少ないです。
しかしコンクリートで覆われていない土の地面ですと、土中に漏れた水の影響で、そのあたりの地面が常に濡れていて、水漏れに気付く場合もあります。
また屋外に水道栓を取り付けてある場合、水栓柱に取り付ける場合と、地面のBOXの中に取り付ける場合がありますが、水栓柱の場合、コンクリートや樹脂でできた柱の中に水道管が入っていて、その水道管が破損する事によって、水漏れが起こる場合があります。
この様な時は水栓柱の根元の地面が常に濡れていたり、蛇口の取り付け部分から水が流れ出したり、噴き出したりして水漏れに気が付くようです。
その他、皆さんが目視発見できる給水管の水漏れといえば、屋内外に設置されている給湯設備です。
この給湯設備廻りでも基本止水栓や、接続管が使用されているので台所、洗面やトイレと原因はほぼいっしょです。
ただし壁付給湯器の場合、本体下の止水栓や給水管よりも上から水が流れ出している時は、本体内の給水管や給湯管から水が漏れている場合もあります。
また一部壁付給湯器やオール電化の給湯設備などの場合、止水栓や給水管が本体に取り付けられた、カバーによって目隠しされている場合もありますが、通常はカバーを外せば、簡単に中を確認出来る様になっていますので、水漏れを発見した場合はカバーを外してみると良いでしょう。
上記ご説明した通り、屋内の各所に水道管は取り付けられていて、水漏れが起こった場合にご自分で確認出来る箇所は、多くあります。
その水道管もご説明した通り全てが同じ物ではなく、場所や用途によって様々な素材の物が使われています。
給水管は管の素材が様々な為、その管によって水漏れの原因は違ってきます。
主に給水管で使用されている水道管は、鋼管、塩ビ管、ポリ管などがありますが、古い住宅では鋼管(鉄管)が使用されていて、サビ等による腐食により水漏れが起こります。
鋼管内部は水質にもよりますが、管内がサビ等で劣化し弱くなる為、継手の様な厚みのある部分でも、管内の水圧により突然亀裂が入り、水が吹き出す場合があります。
その鋼管もライニング銅管が多くなると、管内はサビにくくはなりましたが、施工によっては厚みにムラがあるネジ部などで、サビによる亀裂や破損の水漏れが起こります。
今では水道管も、架橋ポリエチレン管やポリプテンなどのポリ管が多く使用されていますが、現在多くの住宅で使用されている給水管は、塩ビ管(ポリ塩化ビニル管)でしょう。
しかしこの塩ビ管も耐久性は優れているものの、場所の状況においては経年劣化により、硬化し外圧(地震等の自然外圧や、グラグラになっている蛇口を、無理に使い続けた時の人的外圧)や内圧(管内の水が凍結し、膨張する自然内圧によって亀裂破損し、水漏れを起こす事もあります。
給湯管で多く使用されているのは銅管ですが、銅管で最も多い水漏れはピンホールによるものです。
ピンホールとは字の如く、管に針で刺したような穴が開く事で、劣化が原因で穴が開いてしまい、そこから水漏れが発生する事があります。
また冬場には給水管と同様に、凍結による内圧で管が裂けて、口を開いてしまう様な事も起こります。
それ以外では給湯管は銅管を使用していても、壁付水栓の取付口には、金属製の持ち出しソケット(ザルボ)を使用していて、その持ち出しソケットがサビにより腐食して、水漏れを起こす場合があります。
また古い建物では、給湯管も給水管と同じ鋼管を使っている様な所もありますので、そのような場合、サビによる劣化での水漏れも考えられます。
接続管は止水栓と給水栓(蛇口)や、トイレタンクを繋ぐ給水管として使用されています。
その多くはフレキ管やナマシ管ですが、どちらも接続部分にはパッキンを使用していますので、取り付けナット部からの水漏れの多くは、このパッキンの劣化が原因になります。
ただまれにパッキンが原因ではない場合もあります。
フレキ管はステンレス製、ナマシ管は銅製ですが、ともに接続部分はツバになっていて、ジョイントパッキン(ユニオンパッキン)を使用しますが、このツバの部分に経年劣化で亀裂が入り、水漏れを起こす事もあります。
止水栓部での水漏れは、基本的に三ヶ所です。
壁付止水栓で接続管が上向きに取り付けられていると、漏れた水が止水栓を伝い床に落ちるので、止水栓からの水漏れと間違えてしまう場合があります。
止水栓にはいくつか種類がありますので、必ずではありませんが、単水栓と同様のハンドル式の物であれば、ハンドル部のパッキンの劣化により、ハンドル部からの水漏れが起こります。
ニップル管は壁や床と止水栓自体を繋ぐ接続管でもありますが、メッキ鉄管でサビにくいのですが、古くなれば当然劣化し、水漏れを起こす場合もあります。
以上の様に給水、給湯管の水漏れの場合には、管自体の劣化もあれば、パッキン自体による水漏れが、原因による場合もあるのです。
水道管の修理もまた様々です。
しかし、基本はパッキンの交換と部品の交換でしょう。
それでは、各所どのような修理方法で直していくのでしょう。
止水栓から蛇口まで、又はトイレのタンクまでをつなぐ接続管からの水漏れは、通常接続部の接続パッキンを交換します。
接続管がフレキ管の場合は皆さんでも交換は可能な場合がありますので交換修理方法を順にご説明します。
接続管下の止水栓を閉めます。
閉めたら必ず蛇口を開いたり、トイレを流したりして、水が止まっているかを必ず確認します。
水が完全に止まらない場合は元栓を閉めます。
又、止水栓が回らない場合も無理に回そうとせずに、元栓を閉めてください。
接続管上下のナットをモンキーレンチでゆるめます。
ナットがゆるんだらあとは手で回して接続管を外します。
両方の古いパッキンを取り外し、新しいパッキンに交換してください。
接続パッキンはホームセンター等で購入することが出来ます。
あらかじめ用意しておいてください。
ナットを手締めで取り付けます。
必ず両方のナットを取り付けてください。
最後にモンキーレンチでナットを閉めます。
止水栓又は元栓んを開いて、水漏れが直っているか必ず確認してください。
台所や洗面所の収納内で中央に立つ給水管よりやや太い排水管パイプ。
このパイプの劣化により水漏れが起こる場合もあります。
水道管からの水漏れの場合、専門の水道業者は、どの位の修理費用がかかるのでしょうか。
これは業者によって若干の違いはあると思いますが、一般的な料金としてご紹介しましょう。
水道管の部分修理で5000円~30000円前後が多いです。
料金はそれぞれ業者によって、若干の差がありますので、修理の時には作業内容をよく確認をして、数社の見積もりをくらべると良いでしょう。
そのうえで業者を決めるのは皆さんです。
水道管は、皆さまのお宅でもとても、大切なところです。
少しぐらいの水漏れだから大丈夫だろう。
この位の水漏れなら水道料金も大してかからないだろう。
これではいけません。
今は少しの水漏れでも時間がたてば、もっとひどい状態になります。
水漏れは、ひどくなる事は、あっても、ほっておいて直る事はありません。
水漏れを発見したら、まず専門の水道修理業者に相談してください。