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 【トイレつまり】自分で直す10個の修理方法!動画付き

トイレは1日に何回も利用する設備なので、そこがつまりを起こすと非常に不便な思いをさせられます。
トイレつまりと一言で言っても、つまりを起こす個所は複数あります。
便器の近くということもあれば、下水など排水トラブルを起こしていたり、浄化槽の機能不全で正常にトイレが流れない場合もあります。
そこでトイレつまりが起こりやすい個所について、詳しく見ていきましょう。
またトイレつまりは汚物であれば、自分で解決できるパターンもあるので、修理方法もまとめました。
この記事は以下の内容を知りたいと悩んでいる人向けになります。

  • トイレ便器つまりのよくある原因は何?
  • 自分で直して見るか水道屋に頼むかの判断基準
  • トイレつまり放置で直るケース
  • 10個のトイレつまり時の対処方法や直し方

トイレつまりは焦ってしまいがちですが、原因追求と早めの対処がカギになるでしょう。

トイレつまりで流れが悪いときなど排水トラブルの修理方法とは?

  • トイレが詰まった!
  • 流れない!
お客様
お客様
うちのトイレに限ってそんな事ある訳ないです。
まだ新しいしTOTOの最新型トイレだし、詰まる訳がないですよね。
それにトイレットペーパーも、安いトイレットペーパーは使わないで、高くていい紙の物しか使ってないですし、今まで詰まった事なんて一度もありません。
お客様
お客様

なんて皆さん思っていませんか。

トイレのつまりを経験した事のない方にとって、トイレのつまりなんて別世界の出来事なんでしょうか?

いえ、そんな事はありません。
トイレのつまりは家が新しいからとか古いから、便器が新しいから古いからなんて関係ありません。

古い家の古い便器でも、詰まらない時は全く詰まる事はありませんし、新築の新しい家の新しい便器でも、詰まる時は詰まってしまうのです。

要はその時のちょっとしたタイミングなんですね。

ではトイレは何故詰まってしまうのか?
詰まってしまった時はどうしたら良いのか?
今回はそんなトイレの排水トラブルについて、少しご説明をしていきましょう。
住まいる水道
住まいる水道

トイレつまりで流れが悪い!排水トラブルの修理方法

自分で直して見るか水道屋に頼むかの判断基準

トイレがつまってしまって時に、自分で直せるか水道屋に頼むかの判断基準は「詰まってる原因」で判別することができます。

    • 自分で直せる可能性が高いトイレつまり

詰まっている原因が「排泄物」「トイレットペーパー」の時
これらが便器内で詰まってる状況に限りますが、身近なものやラバーカップなどでつまりを対処できる場合があります。

    • 水道屋に頼むトイレつまり

詰まっている原因が排泄物、トイレットペーパー以外の時
※固形物をつまらせてしまった場合は自然に解消すると言う事はありません。
また下水管内でつまりが起こってる場合は無理に流したりすると他の箇所から溢れてくる場合もありえます。
特に戸建ての2階や集合住宅の上階に住んでる場合は階下漏水などを引き起こしてしまう事もあるので注意が必要です。

水道屋に頼むべきトイレつまりの時に、自分で何とかしようと頑張ってしまうと詰まりが解消しないだけでなく、つまりを悪化させてしまったり二次被害を起こす可能性があります。
そして修理が大変になるだけでなく修理費用も高くなってしまうので、そうなる前に相談してくださいね。

トイレのつまりはどこで起こるの?

どこで起こる?トイレのつまり

この様に同じトイレであっても、排水方式によって若干の違いはありますが、基本トイレつまりはこの便器の中か、下水管内、下水マス内で起こります

トイレ便器内のつまり

トイレの便器は先にご説明した様に、その内部がS字型を基本とした排水路になっていますが、便器の種類やタイプによって、その排水路の形状には若干の違いはあります。

これはS字形状がとても単純な構造のものと、少々複雑なS字形状の物があるのですが、少々複雑だからつまりやすい、という事ではありません。

便器はメーカーによってですが、洗い落とし式やサイフォン式等、洗浄方式に違いがある為、便器の構造にも少々の違いがあります。
しかし便器内が少々複雑だからと言って、メーカーが正しく流れる製品として販売している商品ですので、つまりやすいつまりにくいはさほどトイレのつまりとは関係ありません

便器内のどこがつまりやすいかというと、それは便器の出口です。
住まいる水道
住まいる水道

出口手前は広くなっていますが、出口で一気に狭くなる為に、ここで汚物が止まってしまい、つまりの原因になってしまう事が多くあります。

しかし間違わないで頂きたいのは、この出口が狭くなるというのも決して、狭いのを広くすれば良いという話ではありません。どのご家庭のどの便器でも、この出口の大きさにほとんど違いはないのです。

よってこの出口が狭くなっている事が、つまりの原因であるとすれば、どこのご家庭でも毎日毎回、汚物が流れるたびに詰まってしまうという事です。

そんな事あるはずありませんよね。
詰まる箇所としては、非常に多く詰まる場所ではありますが、原因と言えばまた別にあるのです。

下水管内のつまり

住まいる水道
住まいる水道
便器以外でのトイレつまりで考えられる場所の1つが、下水管内です。

便器出口から出た汚物は下水管内を通り、合流マスを経由して集合下水管を通り、本下水管まで流れ着きますが、この下水管内で汚物が止まってしまい、それが蓄積し詰まりの原因となる事もあります。

通常下水管内に汚物が止まってしまうような、障害物や原因が無ければ、あまり管内で汚物が止まってしまう事は考えづらいのですが、必ずしもそうとは言えない場合もあります。

例えばトイレ下から出た下水管に曲がりが多い場合、1回のトイレの洗浄水量だけでは、一定量の汚物が完全に集合管まで流れずに、止まってしまう場合があります。
またトイレ下から出た下水管内に曲がりがなくても、直線ラインが合流菅まで極度に長すぎる場合でも、同じ事が考えられます。

前者は戸建てで、後者は老人ホームの様に平面広い敷地に、多くの個室が設備された建物に見られますが、普通のトイレではそうそう起こる事はありませんが、まれに最近はやりの、節水型トイレ等が設置されていたりすると、流れる水量が少なすぎてしまう為に、管内を流れる汚物が取り残されてしまう事もある様です。

またタンク式洗浄ではなく、フラッシュバルブ洗浄の場合等で、水がたくさん流れるのがもったいないと、洗浄能力を絞ってしまったりすると、水量が少なく汚物が完全に流れきらなくなる場合もある様です。

下水管内のつまり

この様に下水管内でも、いくつかの要因が重なり合ってしまった時に、管内でつまりが発生してしまう場合もあるのです。

下水マス内でのつまり

便器以外でのトイレつまりで、もう一つ考えられる場所が下水マス内です。
住まいる水道
住まいる水道

便器出口から出た汚物が下水管内を通り、集合管に合流する地点に通常設けられているのが、下水合流マスです。

最近ではこの下水マスも、下水管と同じ塩化ビニールの素材を使った物が多くなっているので、下水マスと言っても下水管の一部の様になっていますが、以前はこの下水マスが、石(コンクリート)製の物が多く使われていた為に、マス内が破損したりマスと下水パイプの接続部分がずれてしまったりして、マス内を汚物がスムーズに流れなくなってしまい、下水マス内でつまりが発生してしまうケースもあります。

下水マス内でのつまり

その他詰まる場所

トイレが流れなくなった場合、単純にこれがつまりでは無い場合もあります。

住まいる水道
住まいる水道
その代表的なのが浄化槽です。

現在多くの地域では下水道が完備されているので、トイレから流した汚物は下水本管から、汚物処理場まで流れてゆきます。

しかし地域によっては、下水本管が整備されていない所もあり、それらの地域には宅地内に、浄化槽が地中に設置されています。

ただし浄化槽を正常に保つためには、定期的に汚物を汲み上げる事と、浄化槽の心臓部とも言われるブロワが、常に正常に作動しているかです。

浄化槽が汚物でいっぱいになってしまったり、ブロワが停止してしまっていて、浄化槽が正常に機能していない場合など、トイレを流しても正常に流れない場合も出てきます。

皆さんの中には、ご自宅に浄化槽の設備がある事に気付かれていない方もいらっしゃる様なので、一度ご自宅の下水を確認してみる事も大切です。

その他詰まる場所

トイレ便器つまりのよくある原因は何?

トイレ便器つまりの原因は何? つまりの原因は様々です

住まいる水道
住まいる水道
ではこのような便器、下水管、下水マスで何がどうして詰まってしまい、排水トラブルになってしまうのでしょうか。

トイレが詰まったと言っても原因は様々なのです。

汚物でのトイレつまり

トイレのつまりで何が詰まるの?と聞かれれば、そのほとんどは汚物(排泄物、トイレットペーパー)です。
ではなぜ?汚物が詰まるのかを考えると、汚物を止めてしまう大元の原因がある場合もあれば、汚物そのものが原因の場合もあります。

汚物その物が原因?

皆さんはラバーカップで、トイレつまりを直したことがありますか?
住まいる水道
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ラバーカップを使っても直らなかったトイレつまりは、原因が汚物だけではない事が多いのですが、ラバーカップを使って直せたトイレつまりのほとんどは、単純に汚物(排泄物やトイレットペーパー)が原因だったと考えても良いでしょう。

この場合考えられる原因は、

  • 排泄物の量が多かった
  • トイレットペーパーを大量に使ってしまった
  • 便秘で排泄物が固かった
  • 排泄物の量もトイレットペーパーの使用量も多かった
  • 汚物の量が多いのに、水量の少ない“小”で流してしまった

この様に日頃、普通に流している排泄物とトイレットペーパーが、その時たまたま量が多かったり固かったりして、流した時に便器の出口で止まってしまうのです。

この様な排水トラブルはトイレつまりというよりも、一種の事故と言っても良いでしょう。

ただ便器の出口で一時的に、大量の汚物が止まってしまっているだけなので、そこから先の下水管内に少しでも汚物が動けば、一気に流れてくれる詰まりでもあります。

住まいる水道
住まいる水道
よって皆さんでもラバーカップ等の道具さえあれば、無理せず簡単に直せてしまう事の出来るつまりでもあります。

物落としが原因

トイレのつまりで汚物以外に多いのが、物落としのケースです。

トイレ使用中に身に着けていた物(ボールペン、メガネ、携帯電話、鍵、等々…)を便器内に落として流してしまったり、トイレ内に置いてあった物が間違って便器の中に落ちてしまったりする場合があります。

身に着けている物では特に会社内のトイレで、ボールペン等の筆記用具を落としてしまうケースが多い様です。
メガネや携帯電話、鍵等と違い落としても気が付かない事が多い様ですね。

以前は携帯電話もスマホではなくガラケーが主流だった頃は、ポケットなどから滑り落ちてしまった事に気付かずに、流してしまう方も多かったみたいです。
でも中には、落ちたのが分かっていても、拾うのが嫌でそのまま流してしまう方もいた様です。

またトイレ内に置いてある物で特に多いのは、3点ユニット(浴室内に便器と洗面台が設置)のトイレタンクのフタの上に、化粧品などの小物が置いてあって、それが知らぬ間に落ちてしまっていて、気が付かずに流してしまう事がある様ですね。

3点ユニットは洗面化粧台の様に、小物を置く所があまりない為に、どうしても手洗い管の付いていないトイレタンクのフタの上は物置き場になってしまう様です。

便器のフタを閉めないでおくと、ちょっとした揺れでも化粧品の容器やら歯ブラシ、ヒゲソリなどが便器の中に落ちてしまう事があるので、注意されると良いですね。

物落としが原因

流して良い物、流していけない物

トイレで流す物は基本、排泄物とトイレットペーパーです。

住まいる水道
住まいる水道
しかし中には、トイレを何でも流せるゴミ箱と勘違いされている方もいらっしゃるようです。

トイレに流しても良い物と流してはいけない物

    • 流しても良い物

昨今、トイレに流せる商品が多くなってきています。
流せるお掃除シート(トイレに流せるウェットティッシュ)、流せるおしりふき、流せるトイレシート等、水に溶ける素材で作られていますが、トイレットペーパーと違い水に入って流すと、すぐに溶けて崩れる訳ではありません。

なので2枚、3枚とまとめて流したり、トイレ使用後に汚物と一緒にまとめて流したりすると、つまりの原因になる事もしばしばある様です。

通常お掃除シートなどでも製品裏面の注意事項に、複数枚で流すと詰まる危険がある為、必ず1枚ずつ流す様に記されています。

特に最近では、節水型トイレも多くなってきているので、流せる生理用品などは1枚でも、確実に流れるかが確かではない為に、生産が中止になっています。

また流せる猫砂などは、大量に一気に流してしまうと単純に詰まるだけでなく、粘度の強い素材が中途半端に溶け、便器内や下水管内にこびりついてしまい、簡単には除去できずに、高圧洗浄機を使用して洗い流す作業が必要になり、専門の業者に依頼しても通常のトイレつまり直しの料金よりも、高くなってしまう様です。

流せるタイプの猫砂でも、決められた量で数回に分けて流せば、問題はないのでしょうが、面倒臭がって一気に流してしまうと、この様な事になってしまうのでしょう。

ただ一つ言えるのは、少しでも詰まるリスクを少なくしようとするのであれば、流せる商品でもゴミ箱に入れて、捨てるのが安全なのでしょう。

    • 流してはいけない物

トイレに流してはいけない物は簡単に言えば、排泄物、トイレットペーパー、流せる商品以外の全ての固形物と考えて頂くと良いでしょう。

皆さんが少しぐらいなら良いだろう、たまになら良いだろうと流してしまうものは、トイレットペーパーが無くなった時に代用で使用してしまうティッシュやペーパー類、パッド…。

  • 箱ティッシュ
  • ポケットティッシュ
  • ペーパータオル
  • キッチンペーパー
  • 新聞紙
  • 布切れ
  • ウェットティッシュ
  • 生理用品
  • 尿パッド
  • 湿布薬
  • 使い捨てカイロ
  • 使用済み紙マスク
  • トイレットペーパーの芯
  • 普通のゴミ
  • 食後の残飯

等々…。

常識のある方なら“えーっ”と驚いてしまう物までありますが、これがトイレのつまりの現実です。
まさに燃える、燃えないの関係ないゴミ箱ですね。
住まいる水道
住まいる水道

中でも悪質なのは、自分の家だったら絶対に流さないであろう物を、お店や施設では平気で流して、詰まっても誰にも告げずに立ち去ってしまう人達です。

飲食店では1つしかないトイレが詰まってすぐに直せなくて、しばらくに時間使用できなくなってしまえば、当然客足も遠のいてしまい、その日の売り上げにも多大なる影響を与えてしまうでしょう。
この様な事が方々で起こらない様願いたいものです。

トイレが物落としで詰まってしまった場合、お子さんのいらっしゃるご家庭ではまず最初に、小さなお子さんが疑われてしまいます

確かに小さなお子さんが、トイレに持ち込んだおもちゃを興味本位で流してしまうケースもあることは確かです。
しかし物落としのつまりで便器を取り外して、落ちたものを取り出してみると大人の方の所持品である事が多い様です。
皆さんのご家庭でももし、この様なケースのつまりが起きた場合、お子さんの仕業だと決めつけずに、皆さんであらゆる可能性を話し合って頂くと良いでしょう。

この様に汚物でのつまりでも、単純に汚物だけで詰まってしまう場合もあれば、落とした物が便器の出口で障害になってしまい、完全なつまりになってしまう事もあるのです。

その他のトイレつまり

お客様
お客様
それでは汚物を流さなくても、トイレが完全に詰まってしまうのはどの様なケースでしょうか?

その他、トイレつまりの原因は?

尿パッドつまり

尿パッドや紙おむつ、生理用具等で給水ポリマーを使用している物は、水の中に入れると元のサイズより数倍膨らんで大きくなります

その為単独で流しても便器の中で膨張して、汚物がなくても完全に詰まってしまいます。

よってお小水の時でも便器内に落ちたのに気づかず流してしまうと、それだけでつまり、排水トラブルを起こしてしまいます。
また生理用品でもサイズが小さいからといって、安心しないで下さい

油つまり

集合住宅等で集合の縦管が、汚水管と雑排水管の2本に分かれていない場合、屋内床下で全ての下水管が合流するために、合流地点で“油”や“脂”が固着し、管内を完全に塞いでしまうと、トイレの排水もその影響で完全に流れなくなってしまいます。

木の根詰まり

戸建住宅等で屋外の下水管内に木の根が入り込んでしまい、年月をかけて流れてくる水を栄養分として管内で増殖し、下水管内いっぱいに木の根が塞いでしまい、トイレも影響を受けて全く流れなくなってしまいます。

下水管内に入り込む木の根はそのほとんどが石(コンクリート)マスと、下水管(塩ビ管、土管)の接合部分に隙間ができ、そこから入り込みます。
石(コンクリート)マスの場合は、下水管との接合部が経年劣化で壊れてしまう事があり、少しでも隙間が出来れば当然そこから土中に水が流れ出します。
すると当然木の根は水分がある方向目指して伸びてきます。

そして髪の毛ぐらいの細い根でも、1本入り込んでしまえば、後は木の根も太く長く成長するだけです。
そして成長した木の根は他の木の根と絡まりあって、管内いっぱいに隙間のないくらいの塊になってしまうのです。

また時間の経過や環境によっては、管内で指の太さぐらいに成長してしまう事もある様です。

その他にも竹などの強い木の根は、塩ビ素材の下水マスでも下水パイプでも、接合部のノリ付けが甘かったりすると、そんな隙間も見逃さずに侵入してきます。
ですから石(コンクリート)マスを使用していないお宅でも、充分に注意して頂くと良いでしょう。

木の根つまり

トイレつまり放置で直るケース

「トイレがつまって水道屋を呼んだけど、水道屋が来る前に自然に直った」このようなケースは意外とあったりします。
では、なぜ何もしていないのに詰まりが改善していたのでしょうか?

ポイントは2つあります。

  1. 排泄物かトイレットペーパーの詰まりである
  2. 便器の中に水が溜まっている

排泄物かトイレットペーパーが詰まっていて、便器に溜まった水の水圧が少しずつ詰まりの原因物を押して、少しでも原因となってる物が動けば溜まっている水が一気に流れて解消する事があります。

もし放置して解消するか試してみようと思う場合の注意点は、排泄物やトイレットペーパーで詰まってる便器に水を溜める時にレバーを使って水を足さない事です。
タンクのレバーでは適量に調整することは非常に難しく下手をすると、便器から汚水が溢れ出すということになりかねませんので気を付けましょう。

放置したらダメなケース

基本的にペーパーや排泄物以外が原因のトイレつまりは放置しても良くなりません。
特に固形物を流してしまった時や下水管等がつまってる時などご自身で対処するのはかなり難しい場合が多いでしょう。

固形物で特に注意が必要なのは以下の物です。

  1. 尿漏れパッド、ナプキン
  2. 猫砂

共に吸水性の高い物で、水を吸うと膨張します。
時間が経てば経つほど水を吸って膨張するので、放置はしないようにしましょう。
また、固形物は吸水性のない物(携帯電話やメガネ等)でも放置してはいけません。
また何とかしようとラバーカップなどで無理に作業すると便器内から排水管の方に異物が流れていって取り出しにくくなることがあるのでしないようにしましょう。

また下水管のつまりの場合は、詰まってる箇所や原因によって修理内容が異なり、すぐに解消できない場合もあります。
排水マスが破損していたり、排水管の勾配が悪くて流れない等の場合は高圧洗浄などの作業で一時的に解消できたとしてもすぐにつまりが起こる可能性が高いでしょう。

どちらにであっても放置しても解消することはありませんので、早めに水道屋に依頼してみてもらうようにしましょう。

10個のトイレつまり時の対処方法や直し方

ラバーカップ(すっぽん)でトイレつまりを直す方法とは?

ではいざトイレが詰まってしまった場合、どのように修理を行なうのでしょうか?
住まいる水道
住まいる水道

皆さんが出来る物と出来ない物がありますが、いくつかご説明します。

重曹や酢(クエン酸)で直す

重曹と酢、又はクエン酸を併用し軽度のトイレつまりを直します。

ラバーカップ(スッポン)でトイレつまりを直す方法

これは皆さんでも出来るつまり直しですね。

バケツでお湯を流してトイレつまりを直す方法

トイレつまりをお湯を流して直す方法
トイレが詰まった時にお湯を使って直します。

バケツだけを使ってトイレつまりを直す方法

高い位置から水を流してトイレつまりを直すときは床に新聞紙等を敷きましょう
トイレに少し高い位置からバケツで水を流し込み、その水流や水圧でつまりを直します。

針金ハンガーを使用してトイレつまりの直し方

針金ハンガーを使ってトイレつまりを直す方法
つまりの状況によっては針金ハンガーを使ってトイレつまりを直す事が出来るかもしれません。

身近にある洗剤を使用してトイレつまりを直す方法

台所用洗剤を使ってトイレつまりを除去する方法
どこのご家庭でもいくつかの洗剤は必ず用意されているはずです。

ビニール袋とタオルを使いトイレつまりを直す方法

ビニール袋とタオルを使ってトイレつまりを直す方法
ここで用意する物はビニール袋とタオル

真空式パイプクリーナーを使いトイレつまりを直す方法

真空式パイプクリーナーを使ってトイレつまりを直す方法
ラバーカップと同様に加圧によりトイレのつまりを除去する道具が真空式パイプクリーナーです。

便器を外してつまり直し

物を落として間違って流してしまった場合は、ほとんどが便器の出口あたりで止まってしまい、つまりが発生するので、その場合は便器を取り外して、直接落とした物を取り出します

この様な場合は皆さんが、簡単に出来る作業ではありませんので、専門の水道業者に依頼して作業を行なってもらって下さい。

便器を外してつまり直し

下水管内のつまり直し

住まいる水道
住まいる水道
下水管内でつまりが発生した場合は、通常下水管内にワイヤーもしくはホースを挿入してつまりを除去します。

戸建て住宅の場合は屋外の下水マスから、高圧洗浄機を使用しての作業も可能となりますが、集合住宅での場合基本便器を取り外して、下水口から直接ワイヤーを使い作業を行ないます。

水道屋にトイレつまりを依頼する場合の流れ

水道屋にトイレつまりを依頼する場合の流れをご紹介しますので、参考にしてみてください。

    1. トイレつまり発生
    2. 自分で直せるつまりか水道屋に頼むつまりかを判断する

※原因が分からない時は頼んだ方が無難でしょう

    1. 直せない場合や水道屋に頼むべきトイレつまり
    2. ホームページで3~5社ピックアップする

(料金表、施工事例、口コミなどを参考にする)

    1. 探した水道屋に電話して2~3社に来てもらい相見積もりを取る

(見積りまでにかかる費用は無いかをしっかり確認しておく)

    1. 作業金額だけでなく対応等しっかりしてる水道屋に依頼する

(見積り時の説明や態度などもしっかり見ておきましょう)

トイレつまりが起こるとトイレが使えなくなってしまうので緊急性が高いですよね。
そのため一番早く来てくれた水道屋に依頼して高額な作業料金を請求されたという話を時折耳にします。
もちろんトイレが使えないと生活に支障がでるので仕方ない時もあると思いますが、家にトイレが二つある場合やしばらく使えなくても大丈夫な場合は、焦らずに水道屋を選んで依頼しましょう。

また水道屋を探すのは、トイレが詰まっていない日頃から何社かピックアップしておくと良いでしょう。
トイレがつまってから探すと、焦りで判断を間違えてしまう事があるからです。

トイレつまりを頻発させない予防方法

トイレつまりが頻繁に起きる方はバケツで水を流したり、薬品を投入したりする一時的な予防よりも、根本的な改善が必要かもしれません。
頻繁につまる方にチェックして欲しい点が3点あります。

  1. タンクレバーを毎回「小」で流していないか
  2. タンクの中に節水用のペットボトルや空き瓶等を入れていないか
  3. トイレットペーパーはダブルを使用していないか

1.に該当する人は意識して毎回「大」で流すようにしましょう。
それだけで格段に詰まりにくくなるはずです。

2.に該当する人はタンクの水量が少なくなると、少なくなった分つまりのリスクが上がったと思ってください。
ペットボトルや空き瓶を取り除けば詰まりにくくなります。
※トイレはタンク内の水量でしっかり流れるように作られてます。

3.トイレつまりのご依頼で伺うと多くの現場で使用しているトイレットペーパーがダブルのペーパーを使われてる事が多いですね。
ダブルもシングルも微妙な差ですが、頻繁につまるのであれば、少しでもつまりのリスクが少ない方を選んだ方が良いと思います。

最後に

トイレが詰まったらまず慌てずに落ち着いて、状況、状態を確認して下さい。
住まいる水道
住まいる水道

あわてて行なってはいけない事は、もう一度流してみようと再度レバーを動かして、流してしまう事です。

最初に流してつまりが発生した時に、便器から汚水があふれる事は多くありません。
何故なら洗浄水量と便器は考えて作られているので、よほどイレギュラーなケースでない限り、汚水は便器のギリギリであふれずに止まってくれます
そこで慌ててもう一度流してしまうと、更に何リットルかの水が便器に入ってくるので、当然その分の汚水が便器から床にあふれ出てしまいます。

つまりが発生した時はまず落ち着いて、詰まった原因を出来る限り考えて下さい。ご家族のいらっしゃるご家庭では、皆さんで原因を考えて下さい。
そしてもしご自分達で直すのが難しければ、迷わずに専門の水道業者へご相談下さい。

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