原因・状況
地面に水溜まりが出来ていて、水道を使っていないのに水道メーターが回っているという状況でした。原因は地中に埋まっている給水管に亀裂が出来ていて、そこから水が噴き出していました。
作業・施工内容
まず水溜まりのある場所を掘り起こし、水漏れ箇所を確認。次に元栓を閉めて給水管内の水抜きを行いました。水抜きの理由は、しっかり水抜きをしないと給水管を切断した時に、給水管内に残っていた水が大量に出て来てしまうからです。給水管の亀裂が入っている箇所の前後を切断し、新しい給水管をその部分に取り付けました。接着部が固まるまで時間を空けてから通水確認し、水漏れが無くなっていたので土を埋めて作業完了です。
ポイント(予防策・注意点)
給水管の亀裂による水漏れは、目視できる状態であれば補修テープなどで応急処置ができます。ただし、今回の様に地中に埋まっている給水管から水漏れしていて、自分で掘り起こしをする場合は注意が必要です。気を付けながら掘らないと、スコップで給水管を折ってしまう危険性があるからです。給水管が折れてしまうと補修テープでは処置できません。目視出来ない部分の対応をする時は、より一層の注意が必要になります。
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