原因・状況
トイレのタンクから変な音がするということでタンクを見てみたら、二層式タンクでダイヤフラムから水漏れを起こしていました。年数も10年とのことだったので、寿命だったと思います。
作業・施工内容
ダイヤフラムは小さな部品ですが、二層式タンクの心臓部とも言われる部品です。ダイヤフラムは給水調整部品で、水を出したり止めたりする部品です。プラスチックとゴムで出来ています。ダイヤフラムの耐用年数は約10年です。故障すると、今回の様にシューという音の出る漏水や、タンクに水が溜まらなくなるという閉塞という症状が出ます。どちらも改善にはダイヤフラムの交換が必要です。今回も交換して改善しました。
ポイント(予防策・注意点)
水漏れの中には目視出来ない水漏れもあります。しかし、水漏れを発見する方法は目視だけではありません。
そのポイントをご紹介します。
●異音に敏感になる
今までしなかった音がするという時は、高い確率で不具合が起きています。今回の様にトイレ内で異音がするという場合は、ほぼ水漏れで間違いありません。異音に気付き早めに対処するのと気付かないのとでは、設備のダメージや修理金額で差が出るものです。
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