原因・状況
浴室の排水溝が詰まって流れないというご依頼がありました。詳しく状況を伺うと、数ヶ月前からだんだん流れが遅くなり、今日になって完全に流れなくなってしまった、築18年のマンションで初めて詰まったとのことでした。ご訪問して現場を確認すると、浴室の排水溝に水が溜まっていました。
まず排水溝付近を確認しましたがつまりの元はありませんでした。お客様宅はマンションでしたが1階の角部屋だった為、対象のマスを見つけることが出来ました。しかし、マスを確認してもマスにつまりは無かったので、排水溝からマスの間の床下排水管でつまっていることが判明しました。
今回はトーラー作業と高圧洗浄作業が必要だったので、見積書とイラストでお客様に状況と改善方法、そしてお見積もり金額をご説明しました。お客様から支払いはクレジットカードでも出来ますか?手持ちが無いのでカード決済可能ならお願いしたいとのことでしたが、もちろんカード決済は可能ですとお伝えして作業をすることになりました。
作業・施工内容
今回は床下排水管つまりだったので、トーラーと高圧洗浄を浴室排水溝側とマス側の両方から行うことにしました。
浴室側からトーラー作業を実施し、マス側から高圧洗浄作業を実施。作業員は自分一人だったので、トーラー、高圧を交互に行いながら作業を進めました。
高圧洗浄をしていると泡のような排水が流れてきたので、シャンプーや石鹸などの成分が排水管内にかなり溜まってる状態でした。しばらく続けているとトーラーに汚れを貫通した感覚がありました。
トーラーのワイヤーを更に先に入れて行くとマスから出て来たので、完全に貫通していることが確認出来ました。ここからは高圧洗浄のみで詰まりを除去していきます。白濁した排水が透明になるまで続けました。最後の確認で、浴室側から水を流し、マスに出て来る水の流れ方を確認しましたが、しっかりと流れていたので、詰まり除去作業終了となりました。
ポイント(予防策・注意点)
今回のポイントは以下の通りです。
① 詰まる前の流れが悪い段階で業者を呼びましょう
② 詰まりの状況が悪化すればするほど、修理費用も高くなってしまう場合がある
今回は完全に詰まって流れないという状態でしたが、詰まりの場合はその多くが予兆として「流れが悪い」「排水の時に変な音がする」等の異変があります。その予兆の段階で対処することが、一番修理費用も安いということを知っておきましょう。
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