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排水口に絡む髪の毛の掃除でお困りではありませんか? 排水口の髪の毛取りをラクにしてくれるのが100均に売っている排水口用キャッチャーです。
髪の毛は目皿に絡んで引っ張っても取れない場合や、ぬめりがついてさわりたくない状態になっていることがあります。
100均のキャッチャーを利用すればそれらを、サッと簡単に捨てられます。
ダイソー・セリア・ワッツで計10個のキャッチャーを購入してそれぞれの使い心地をレポートしました。
購入時の注意点もご紹介しますので、排水口の髪の毛でお困りの方は参考にしてください。
目次
お風呂の排水口のつまりの一番大きな原因は髪の毛です。
排水口の髪の毛を見て、その量にびっくりすることがあります。
1回のシャンプーでは30~60本 くらいが抜けるので、髪が長ければボリュームがあり、多く抜けているように思ってしまいます。
抜ける髪の毛も心配ですが、抜けた髪の毛が排水管に詰まる曲者なのです。
排水管内のぬめりに髪の毛が絡みついて積み重なり、管の中を狭くしてしまいます。
また、トラップの底にしずんだ髪の毛がかたまりになって排水管をふさぐケースもあります。
お風呂の洗い場に落ちた髪の毛は排水口のゴミ受けでしっかりキャッチして、髪の毛を流さないようにしましょう。
排水口のゴミ受けにたまったゴミはこまめに捨てることが必要です。
排水口にカバーがついている場合は、見えないためゴミ捨てを怠りがちになるかもしれません。
ごみが重なると、洗い場の水が流れずたまる場合もあります。
また、カビやぬめりが発生するとにおいの原因にもなります。
ユニットバスでは、排水口カバーを外すとゴミ受けがあります。
カバーの隙間を通り、水と一緒に髪の毛が排水口の上に流れ込み、ゴミ受けで受け止められています。
在来工法のお風呂には、洗い場に排水目皿がついていますが、目皿は穴が大きく、髪の毛を排水口に流している可能性があります。
ヘアキャッチャーを取り付け髪の毛やゴミを受け止める対策を取りたいものです。
流れる髪の毛を減らし、お手入れを楽にするために、ゴミ受けを取り替えたり、ヘアキャッチャーを設置したりしてみましょう。
快適なゴミ受けの条件を考えてみました。
今使っているゴミ受けがこの条件から外れている場合は、ヘアキャッチャーの交換を考えてもいいでしょう。
100均では、さまざまなヘアキャッチャーが販売されています。
我が家の、排水口にぴったりのヘアキャッチャーもきっと見つかるでしょう。
100均のキャッチャーを購入するにあたり、ダイソー・セリア・ワッツの大型店に行ってきました。
お風呂の排水口用キャッチャーが一番多かったのはセリアです。
品ぞろえは店舗によって異なる可能性がありますが、セリアらしいかわいいキャッチャーや、実用重視を思わせるシンプルなデザインのキャッチャーなどが揃っていました。
今回レポートする10点は、ユニットバスなどのトラップ用、洗い場の床に排水口の穴があるタイプの排水口用、ネットタイプです。
実際、排水口にセットして感じた、購入時の注意と、メリットやデメリットをご紹介します。
100均の売り場には、多くの種類があるのでどれがいいか迷うかもしれません。
お風呂の排水口のタイプや位置・サイズを確認してから買いに行きましょう。
◆使用できない排水口:金属製の目皿・通水パイプがあるタイプ・排水パイプが目皿を貫通しているタイプ
◆使用できない排水口:金属製の目皿・通水パイプがあるタイプ・排水パイプが目皿を貫通しているタイプ・目皿下の空間が40 mm以下
◆使用できない排水口:角型や特殊な形の排水口・金属製の目皿タイプ・通水パイプがあるタイプ・排水パイプが目皿を貫通しているタイプ
◆使用できない排水口:角型や特殊な形の排水口・金属製の目皿タイプ・通水パイプがあるタイプ・排水パイプが目皿を貫通しているタイプ
◆使用できない排水口:角型や特殊な形の排水口・金属製の目皿タイプ・通水パイプがあるタイプ・排水パイプが目皿を貫通しているタイプ
◆使用できない排水口:角型や特殊な形の排水口・直径120mm以上の排水口
◆排水目皿用 他のタイプは中央部が浮くので強い勢いで水が当たるとはがれる可能性があります
◆排水目皿用 他のタイプは中央部が浮くので強い勢いで水が当たるとはがれる可能性があります
◆排水目皿用 他のタイプには使いにくい
◆使用できない排水口:角型や特殊な形の排水口・ユニットバスの排水口(固定できないため)
ユニットバス・システムバスの排水口にはトラップがありますので、トラップのパーツを外して洗い、トラップ内もブラシでこすり洗いします。
月一回の掃除頻度を目安に定期的に掃除を行うと、ひどい汚れにはなりませんので、掃除も手早く済ませることができます。
ごみが中央に集まる100均のゴミ受けなら、持ち上げてゴミ箱に軽く当てるとゴミが落ちる。
浴槽の排水栓も外し、栓とゴムリングをばらす。(※メーカーによってパーツが異なります。メーカーのサイトなどでトラップと浴槽の排水栓の構造を確認しましょう)
(ア)【汚れがひどくない場合】
各パーツとトラップに中を中性洗剤でこすり洗いし水で流す
(イ)【汚れがひどい場合】
(1)バケツに、浸け置き分量の40℃くらいのお湯と酸素系漂白剤を入れてよくかき混ぜる。各パーツと排水カバーを30分漬けおきする(オキシクリーンの場合、湯4Lに28gを入れる)
(2)トラップの中にも酸素系漂白剤を振り入れて溶かし、浸け置きしながらブラシでこする。
(3)30分置いたら、パーツをブラシでこすり洗いしてからシャワーでよくすすぐ。トラップもブラシでこすり洗いをしてから、水が澄むまでトラップ内をシャワーで流す
トラップやゴミ受けがない場合は、お湯の中に落ちたごみや髪の毛なども、そのまま排水管に流れ込んでいます。
排水管の太さにもよりますが、構造によってはつまりが起こりやすいため髪の毛を流さないのが、一番のつまり対策になります。
床の排水口の蓋に髪の毛などが引っかかっていたら、流れてしまわないうちに取り除くのを習慣にしましょう。
穴の大きい目皿や、グレーチングは排水口に髪の毛を流してしまいます。
100均のヘアキャッチャーを利用して髪の毛やごみをしっかり受けましょう。
目皿がワントラップになっている場合は、1~2週間に一度の頻度で掃除をします。
目皿下にマスがある場合は月に1~2回の頻度で、トラップや排水桝の中をブラシでこすって掃除をしましょう。
掃除の際に底にたまっているごみや髪の毛などは流さずに必ず拾い上げます。
100均のヘアキャッチャーを利用しての排水口のつまり予防の対策をご紹介しました。
100均にはさまざまなヘアキャッチャーがありますが、我が家の排水口にぴったりのものを選ぶことがポイントです。
使い勝手がよさそうに見えても、サイズが合わないものは無駄になります。
目皿タイプ、トラップタイプを見極めてごみが捨てやすく手入れのしやすいものを選びましょう。
排水口に流れ込む髪の毛をなくすことが、つまり予防になります。
目皿の細かい、髪の毛の引っ掛りやすいヘアキャッチャー選ぶことと定期的に目皿の掃除、ゴミ取りを行うことがとても大事です。これを行うだけで、浴室排水溝詰まりのリスクを大幅に軽減出来ます。
何も対処しないで排水溝が詰まって業者を呼び、修理にかかった金額が数万円。こうならない為にも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。